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昨日、夕方から、時間があったので、映画を観に行くことにしました。
久々の映画です。 映画を観るのは結構好きで、ちょくちょく観にいっています。 一緒に行ってくれる人がいないときは、独りでも観に行ってしまうAtlaです。サミシー( ┰_┰) 時間帯も夜の8時過ぎということもあってやってる映画は限られてしまいましたが、ちょっと興味のあった「宇宙戦争」を見ることにしました。 この「宇宙戦争」・・・原作は H・G・ウェルズ氏 まだ、だれも地球外生物のことなど意識もしていなかったころに、この物語を書いた。 SFというもののすべての作品の始まりの書のようですね。 それもあって観てみたいなぁって思っていた作品です。 その原作の冒頭には 『われわれの住む地球は、われわれの知能をはるかに凌駕する生物によって、するどく見守られ、周到綿密に観察されていたのである。 その生物たるや、われわれ人類同様、生き、かつ死に、そしてその眼で、われわれ地球人がこの世の営みにあくせくしているさまを、顕微鏡下の水滴中にうごめき、繁殖をつづける微生物でも見るように、観察と研究とをつづけているのだった。 その間われわれ人類は、物質の支配に成功した思いあがりから、無限の自己満足に陶酔し、意味もない日常瑣事《さじ》に追いまくられ、地球上を右往左往していたにすぎなかった。 それは顕微鏡下に見る滴虫類のうごきと、なんら異なるところがなかったといえよう。 宇宙間に存在するより古い星の世界に、われら人類の危難の涙がひそんでいようとは、夢にもおもいを馳せなかったのだ。』 とあります。 地球の支配者と天狗になっている地球人類。 当たり前のように送っている日常。 決して当たり前ではない。 この「宇宙戦争」のなかの侵略者・・・ 当たり前にたっているその地面の下に隠されてる・・・? 私達の日常の中に潜んでいて、気づかないところで人類を滅亡させようと計画だてている。 侵略者達は人類滅亡させ、地球を支配しようとした。 人類よりはるかに優れた軍事力や兵力をもつ侵略者達・・・ しかし、誰も予想もしなかった結末・・・ 地球の神の創りし生命・・・ その偉大なる力。 人間は、地球の支配者のように思っているが、実はそれは人間だけが思っているおごりというものではないでしょうか? 映画は最後にこうメッセージを残す。 人類は地球と共存していく必要があると・・・ (↑言い方は多少作品とは違います。見てない方のため(^^; ていうかはっきり覚えていないw。正しくは劇場で・・・w。) 以前に、「私達のあやまち」(2004/4/4)でも、書きましたが、私達は、たくさんの微生物に助けられ、共存して生きているのです。 その微生物達の恩恵を無視し、薬などの化学薬品や、化粧品などの化学薬品を体内に入れ、微生物を殺し、 自然界にいるたくさんの微生物を、農薬や、排気ガスや、工業排水、家庭排水などによって、殺し続けています。 「宇宙戦争」のようなSF映画で、現実味を感じない方も多いでしょうが、 宇宙人の侵略ではなく、人類が自分自身の手によって見えない侵略者に滅ぼされていく・・・。 そう、なんでもない当たり前と思っている私達の日常の生活でしていることは、 他の生物や地球からすると、この侵略者のようなものでしょう・・・。 地球の支配者と奢り高ぶっている人類へのメッセージではないでしょうか? 侵略者、支配者は、いずれ必ず滅ばされる。 人間の体の中で共存していく微生物のように・・・はたして 地球という生命体の中で人間は共存していくことができるのでしょうか? それとも「宇宙戦争」のような侵略者と同じように、 体の中のガン細胞のように滅ぼされてしまうのでしょうか? そんなメッセージを私は感じさせられた映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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