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★　テレビ選びでは画面サイズの選択は重要！！　そのコツを教えます。　★

皆さん、こんにちは。
今回も画面サイズ選びのテクニックについてお話ししましょう。テレビ選びでは、画面サイズの選択はとても重要です。画面サイズ選びに成功することによって、期待どおりの迫力と臨場感あふれる映像を満喫できるのです。あるインターネット調査では実際に購入した方のテレビ選びのポイントの上位は、1位「価格」、2位「画質」、3位「画面サイズ」でした。今回は、画面サイズ選びに最適視聴距離を使った方法についてお話しします。

引越して新規にテレビを購入する方や今までの小型のテレビを思い切って大型に買い替える方は、どの画面サイズを選べばよいのか迷うこともあるのではないでしょうか？そんな時に最適視聴距離の考え方を使うとよいと思います。では最適視聴距離とは何なのでしょうか？




◆最適視聴距離とは

最適視聴距離とは、テレビを見るのに適した距離のことを意味します。ハイビジョン放送（デジタル放送）を見るのに適した距離は、画面の高さの3倍の距離です。テレビの画面からこの最適視聴距離にあたる場所でテレビを見ると、臨場感のある美しい映像を見ることができます。実は、ワイドテレビのアスペクト比もここから導き出されているんですよ。これはNHK放送技術研究所の人間の視覚特性の研究から導き出された研究成果です。

ところで現行テレビ放送（地上波アナログ放送）を見るのに適した距離の方はどうかというと・・・画面の高さの約6～7倍の距離になります。ハイビジョン放送に比べると約2倍も遠くなりますね。このくらいの距離から見ないと、現行テレビ放送はきれいに見ることができないそうです。




◆最適視聴距離の活用方法

最適視聴距離は前述とおりですが、実際に最適視聴距離を使って、どのように画面サイズを選べばよいのでしょうか？ここでは、最適視聴距離を使って自分にぴったりの画面サイズを選び方法について指南しましょう。

最適視聴距離は次のようになります。

最適視聴距離 = 画面の高さ×3

この関係はちょっと見方を変えて、次のように考えます。

いつもの視聴距離 = 最適な画面の高さ×3

そうすると・・・

最適な画面の高さ = いつもの視聴距離 / 3

という関係を導き出せます。あとはその画面の高さのワイドテレビをカタログから探すだけです。

要するに・・・

とすることで自分にぴったりの画面サイズを見つけ出すことができます。


◆ちょっと例題

　いつもの視聴距離が 101.7(cm) の時は・・・

　画面の最適な高さ = 101.7 / 3 = 33.9(cm)

　この画面の高さはワイド薄型テレビだと、だいたい26型です。


■　次回は最適視聴距離の落し穴について説明します。　■


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