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カテゴリ:海外出張報告
アパレル関係の仕事をしているのでアジア方面への出張が多く過去何回も仕事で訪れた国、都市のことを書きます。今日は一番訪問回数が多い中国について書きます。
私が初めて中国に行ったのは14年前当時27歳だった。その当時の中国に対するイメージは社会主義国、人民服と中国帽、ちゃりんこといったような稚拙なものだった。 まずは現在国内線の空港である虹橋空港に到着、イミグレーションで無愛想でトロトロした対応にうんざりしながら中国に入国した。当時の通貨はちょうど外国人用の兌換券というレートの悪いお金に両替させられ、迎えの車に乗り込み、ホテルにチャックインした。車窓からの印象は当初のイメージとは全く違う物で、日本車の赤いシャレードのタクシーやワーゲンサンタナのタクシーが走っていたり、ホテルも豪華でここが社会主義国かという感じだった。 翌日から工場に訪問したのだが、ここから異国文化の洗礼を受けることになる。 一番困ったのは、トイレだった。ホテルなどのトイレは水洗で日本と何ら変わりない物だったが工場のトイレは溝が掘ってあるか、間仕切りだけで扉がないといった物だった。私の場合男だった為問題はなっかたのだが、出張中は常にお腹の調子を気にする必要があった。また、他人の用を足す姿を目の当りにするのはあまり気持ちのいいものではなかった。 次に困ったのは食事で、昼食はだいたい工場でいただいたので中華料理がほとんどだった。 中国本土に出張へ行く前は香港に5回ほど行っていたので、香港の中華料理のイメージで本場はもっとうまいだろうと期待してたが、これが全く違った。出てくる料理のほとんどに香草(シャンツァイ)が入っており、なんともいえない香りで食が全く進まず。出てくる料理のほとんどを食べることができなかった。それとお酒の乾杯攻撃が合わさり、昼から泥酔状態で午後以降の仕事がほとんどできなかった。 現在はトイレも非常に美しくなり、食事にも慣れて問題なく仕事ができるようになっている。 また、上海も14年前とは見違えるほど変わり、東京と肩を並べるくらいの都市に変貌している。 この14年間で中国人の朋友も増え、今後も行く機会が多いと思う。次回訪問時はデジタルカメラを持って行き、現在の中国の様子をこのブログで紹介したいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月26日 15時56分58秒
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