昨日、妻の診察をお願いした国立がんセンターに行ってきました。
診察の予約は13:00でしたが、初診でカルテを作成するため、
「予約の時間より30分前に受付まで来てください。」と言われていました。
予定より早く12:15に着き、初診者用の受付で診察申込書と問診書を記入した後
診察券とカルテ用のファイルを受け取り、脳神経外科がある2階へ。
受付で受け取ったファイルと紹介してもらった病院で撮ってあったMRIのフィルムを
脳神経外科の受付で渡し、待合室で待機。
妻が「緊張する。」と言うのを静めて待っていると、
13:05に名前を呼ばれ、診察室に入りました。
初めてお会いした先生は、とてもキビキビしたエリート医師といった雰囲気でした。
でも、忙しくて時間に追われているせいか、
話のテンポが早く、あまりこちらの話を訊くまでもなく、説明が続いていく感じ。
既に撮ってあったMRIの写真は、造影剤を飲んでの撮影ではなかったので、
イマイチはっきり分からないということで、
直ぐにMRIを撮れるよう先生が手配してくれて、
最初の診察はそこそこにMRI室へ行きました。
待つこと30分ぐらいでMRIを撮ることが出来、また脳神経外科の診察室へ戻りました。
今度はMRIで撮った画像がパソコンに既に取り込まれていて
その画像を見ながら先生に説明していただきました。
先生の話によると、
「確かに腫瘍は左側の頭頂部にあって、大きさは2cmより少し大きいぐらい、
頭蓋骨の下にある脳の膜から発生しているので、
女性に多く見られる良性の腫瘍であると思われます。
しかし、腫瘍の周りの浮腫みが、良性の腫瘍にしては範囲が大きいので、
他から転移した腫瘍である可能性も全く否定は出来ないので
とりあえず採血とレントゲンを撮って調べてみましょう。」
ということでした。
で、次に採血、採尿、頭と胸のレントゲンを撮った後、
「次回は7月11日9:30に来てください。
その時の結果で今後の治療をどうするか決めましょう。」
と先生が仰ってくださり、本日の診察は15:30に終了しました。
まだ安心とまではいきませんでしたが、ひとまず良性のような感じです。
しかし私自身は、大きな病気も怪我もしたことないので
入院はもちろん、大きな病院にお世話になったことがありません。
だから大きな病院なんて滅多に行きませんが、国立がんセンターはスゴイですね。
まずはその建物に圧倒されました。
有名な築地市場の直ぐ前にあるのですが、かなり高い建物で、
エントランスはホテルのロビーかと思っちゃうほどオープンでキレイ。
上に広がる吹き抜けのおかげで建物内も明るいし、
受付の横はカフェテラスかと間違えちゃうような洒落たテーブルが並んでいました。
先生が「じゃあ、採血室とレントゲン室に行ってきてね。」と言うと
パソコンからそれぞれの受付を済ませ、私達が採血室とレントゲン室に行くと、
後は診察券をカードリーダーに読み込ませるだけ。
MRIの写真も、パソコンの画面で次々と色んな写真を見せてくれて
CADみたいに腫瘍の大きさを示してくれたり、
グリグリと写真のアングルを変えて見せてくれたり、もう感心しきり。
あまりこういう経験はしたくないけど、貴重な体験でした。
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