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2006.07.21
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カテゴリ:妻の闘病記

7月19日、いよいよ妻が入院する日がやってきました。

子供にもそのことを話してはいたのですが

子「何でママ、病院に行っちゃうの?」
私「ママは病気だから、治してもらうためだよ。しばらく家には帰ってこないからね。」
子「そっかぁ~。」

と意外なほどあっさりしていて、本当に理解したのか、しないのか・・・。わからん雫

まあ義母も来てくれたし、義姉も義母が日本に慣れるまでは
しばらく我が家に泊まってくれるそうなので
妻が居なくても相手をしてくれる人が居るから、子供も安心しているのでしょう。うっしっし

朝、妻と義母と私の3人で子供を幼稚園まで連れて行き
しばらく妻が入院してしまうので
代わりに義母が子供を送迎する旨を先生に話してから
妻を連れて国立がんセンターへ向かいました。病院

10:30に病院へ到着し、入院の受付を済ませた後
病室にあるナースセンターへ行き、妻が入る病室まで案内してもらいました。

前回、国立がんセンターへ初めて行った時の驚きの様子をブログに書きましたが
今回、病室棟に来て、またまたビックリ。びっくり

築地という立地条件で、また脳神経外科患者の入院する部屋が17階ということもあり
窓から、レインボー・ブリッヂやお台場など東京湾岸が一望出来る、眺望の良さ。

病室からの風景.JPG

窓の下には築地市場が真上から見る光景が広がっています。

築地市場.JPG

病室は4人部屋なのですが、部屋も綺麗で
各病室にトイレとシャワー室が完備されています。

シャワー室.JPG
 ↑ シャワー室

またコインランドリーもあり、ちょっとしたホテル並みの設備です。

ウチの父親が入院していた病院とは全然違うなぁ。ほえー

でもちょっと意外だったのは、国立がんセンターなんて権威のある病院なので
"ベッドも入院患者でいっぱいの状態で、病室棟も人でごった返しているのでは?"
との先入観を抱いていたのですが
妻が入る部屋も4人部屋だけど2つしかベッドが埋まっていないし
面会の人も意外と少なく、かなり静かでした。

同室の方は、年齢が30代前半とかなり若いのですが
妻と同じ脳腫瘍で、入院するのはもう3回目だそうです。

摘出手術をしたのは他の病院だったそうなのですが、かなり腫瘍が大きかったそうで
手術には7時間程かかった話を聞き、妻は入院早々ビビッていました。ショック

そしてまた腫瘍が大きくなってきたので、
今度は抗がん剤と放射線治療を受けるために再度の入院となられたそうです。

かなり大変な様子が感じられて
"妻も、もし..."なんて考えがちょっと脳裏をかすめ、背筋がゾクッとしてしましました。ショック

入院して早速、血を採られて、その後直ぐ昼の病院食を出してくれました。
食べていましたが、やはりあまり美味しくないみたい。うっしっし

昼食が終わった後、脳神経外科の先生から説明があるとのことでしたので
面談室に案内されて待っていると
診察していただいた先生ではなく、違う先生が現れました。

なんでも脳神経外科の先生は4人いらっしゃって
誰が手術するかまだ決まっていないけど
いつも4人の先生で患者さんの病状や手術の方針などを話し合って決めているそうです。
なるほど、1人の先生がすべて決めるのより、感覚的にですけど安心出来るかな?

そして、まずは妻の病状から細かく説明していただきました。
妻にも分かりやすいようにと、英語を交えて話してくれましたので助かりました。
"放射線"だの難しい言葉は説明しにくいですからね。雫

そして「脳腫瘍にはいろいろな種類があって悪性から良性のものがある。」とか
「脳のここに出来たら失語するし、ここに出来たら麻痺が出る。」など
必ず良い場合と最悪の場合の症例を説明して
「その場合はこうしましょう。」と治療方法を解説してくれました。

そして先生が出身国やフィリピンでの生活環境はどうだったかを細かく尋ねてきて
世間話かな?なんて考えていたら、寄生虫による脳腫瘍があるそうでびっくり
こういった話も診断にはとても重要なのだそうです。雫

そして、それらの説明は全て面談票という複写式の用紙に書き込まれ
説明が終わると、患者の妻が署名をして、妻に控えを渡してくれました。
とても良いシステムだと思いますが、今はこうする病院が多いのでしょうか?

そして「明日、脳血管撮影を行いたい。カテーテルを足の根元から入れて
脳の血管と腫瘍の関係を調べると、手術がより安全に出来ますので。」
と先生が話されたので、検査をしてもらうようお願いすると
「じゃ、ここにも署名してください。」と同意書に私と妻がサインをさせられました。
そして、その検査の時には私も立ち会うよう依頼されました。
アレルギー反応が出たりして、万が一の場合があるからだそうです。

そんなに大変な検査とは露知らず、あっさりと快諾して良かったのでしょうか?わからん雫

先生の説明が終わると、今度はCTの検査に行くよう指示され、本日はこれで終了。
気がつけば、もう15:00を過ぎていました。ほえー

一旦、会社に戻り、仕事を少し片付けてから家に戻り
今度は義母と子供を連れて病院へUターン。

病院に着いたのは18:00を過ぎてしまい
面会が19:00までだったので時間があまりなかったのですが
義母も病院の感じが分かって安心したようです。

子供は妻の病状などお構い無しで、車椅子用のトイレに興味津々。ぷー
なぜならドアの閉開が、大きなボタンで自動的に出来るからみたい。

中に入ると、検尿用の入れ物とか、自動洗浄のボタンなどがたくさん並んでいて
ちょっとしたコックピットみたいな雰囲気が子供心をくすぐるようです。うっしっし
30分の間に2回も小便をしに行っていました。失敗

家に戻る途中に、まだ義母が来日してから私の両親や妹に
きちんと義母を紹介していないことを思い出し
ケーキを買って実家に戻り、義姉も呼んで、皆でケーキを食べました。

義母は妹の9ヶ月になる赤ちゃんをいたく気に入ったようで
ずっと抱きかかえていると、息子が嫉妬したのか突然機嫌が悪くなっちゃった。ぷー

全員一緒で記念撮影して、長かった一日が終わりました。

でも妻が病院じゃなく、この場に居れば最高だったのに・・・。涙ぽろり

義母もこのような形じゃなくて、義父と一緒に招聘して
私の両親や妹に紹介できなかったのは不本意ですが、仕方ありませんね。しょんぼり

************

読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
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最終更新日  2006.07.21 13:10:09
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