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7月21日は、妻には申し訳なかったけど、日中は仕事をして 先生から説明をしていただける17:30に病院へ行きました。 病室へ行くと、妻はMRI検査を終えていましたが のど飴のトローチみたいなものが頭にいくつか付けられていました。 どうやら手術の時に、コンピューターで位置を測るのに必要なものらしいです。 着いて早々、麻酔担当の先生から麻酔についての説明があり これの説明・同意書に署名をしていると 手術を担当してくださる先生から呼び出しがありました。 面談室へ行き、妻と一緒に待っていると、先生がカルテを持って登場。 早速、今日の検査結果を コンピューターに写し出された画面を見ながら説明していただきました。 「検査結果では、腫瘍は良性の髄膜腫と考えられます。 検査前は脳浮腫が強く悪性の可能性もありましたが、 まだ確定ではないけれども、悪性ではなさそうです。 摘出した後、病理診断を行い、腫瘍の性質を確定させましょう。」 「ただし腫瘍のある位置が問題あって、上矢状静脈洞・脳表静脈という 頭蓋内で重要な静脈に進展していますので、腫瘍がそれらに癒着浸潤している場合には 腫瘍を全部取り除くことが出来ないかもしれません。 出来る限り安全な方法で手術しますからね。」 これを聞いた妻、おもむろに 「先生、全部取っちゃってください!」 おいおい、気持ちは分かるけど、静脈をもし切っちゃったら血が半端なく出ちゃうし そっちの方が逆に危ないって。 それにしても脳の手術は危ないのは理解しているつもりですが 手術の前に 「以下のような術後合併症の可能性があります。 ・ 静脈洞からの出血により、輸血する可能性があります。 ・ 術後のけいれん発作 重症な場合には人工呼吸器管理下にコントロールする必要があります。 ・ 術後出血(脳内出血・硬膜外出血)・髄液漏・術後感染(髄膜炎)・創部感染 ・ 全身麻酔・術後薬剤 心不全・肝機能不全・腎不全などの多機能不全 ・ 上記の合併症により不可逆的な意識障害・神経障害を生じたり、 命に関わることもあります …等々」 これだけいろいろな事が面談票に書いてあると、 先生が「大丈夫だからね。」とおっしゃっていただいても スゴク不安になっちゃいません? 説明していただいた後 「もう検査は終わったので、今日はこれから外泊しても構いませんよ。」 という話でしたので、7月23日まで自宅に戻っておりました。 そして昨日病院にまた行ったのですが 妻と義母が「戻る前に教会に行きたい。」と言うので ミサに出席していたら、約束の時間を大幅に遅れてしまい 病院に行く途中で看護婦さんから私の携帯に電話が…。 そんなこんなで、今日これから妻の手術があります。 私も病院に行ってきます。 どうか、手術が成功しますように。 ************ 読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m ↓↓ 人気blogランキングへ
国立がん研究センター中央病院にて 2015.04.14 コメント(2)
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