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2008.01.09
カテゴリ：ライブ鑑賞記
だいぶ間が空いてしまいましたが、"3 Great American Voices"の最終章 Carole King編をお届けいたします。 (^^； ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ Fergieのパフォーマンスが終わった後 15分ほどセット・チェンジのため休憩となりましたが、今度はピアノと ちょっと離れたところにギターとマイク・スタンドがセットされただけ。
そしていよいよ本日のトリ、Carole Kingの登場です！ でもFergieやMary J. Bligeの時とは違い 彼女1人が静かにゆっくりと歩いて現れました。
ピアノの横で立ち止まるまでの間 会場からは盛大な拍手がずっと鳴りっぱなし。 それに応えるかのように、手を挙げたり、お辞儀をしたりと 満面の笑顔で、時折日本語を交えながら挨拶をするCarole King。 観ているコチラ側をもにこやかにしてくれる、その佇まいは 貫禄というより、Carole Kingの人柄による部分が大きいでしょうね。
今日の私の目当ては、やっぱりCarole Kingでしたが 今回のツアーでは、おそらく多くの人がそうだったと思います。 しかし、会場に居た若い人達の中にはCarole Kingを知らないのか Fergieが終わって帰っちゃう人もチラホラ。 (^^；
ステージは2、3年前にアメリカで行われて、CDやDVDにもなっている "Living Room Tour"のセットがそのまま使われているらしく ステージをリビング・ルームに見立てた、とってもシンプルな構成でした。
挨拶を終えると、ピアノの前に座って ピアノに置いてあるスタンドを灯し、演奏スタート！
Carole KingのSet listは次の通りでした。
1.Home Again 2.Welcome To My Living Room 3.Now And Forever 4.It's Too Late 5.So Far Away 6.Smackwater Jack 7.Up on the Roof 8. Love Makes The World 9. Sweet Season 10.You've Got A Friend 11. I Feel The Earth Move
Carole Kingも、もう65歳ということで 声がしっかり出るのか心配しちゃったけど 高音部をややキツそうに唄っていた以外は、もうCarole Kingの世界そのもの。 バックにバンドが無く、ピアノだけの演奏でしたが それが逆にCarole Kingの声を際立たせ、彼女の世界に浸ることが出来ました。
今回のツアーでは、毎回演奏曲目を少し変えていたみたいで "Will You Love Me Tomorrow"など聴けない曲があったのは残念。 MCでは再来日が17年ぶりになったことを詫びて 次はもっと早く来日するような事を話していたので、それに期待しましょう。
途中からRudy GuessとGary Burrの2人がバックに加わったのですが この2人も絶妙にCarole Kingと息が合っていて 「これぞアメリカン！」ってサウンドを醸し出していました。
"Smackwater Jack"の時にはCarole Kingもギターを手にして3人で演奏。 「ギター、ギター、ギターでEaglesのステージみたいでしょ？」と MCで笑わせていましたが、曲もカントリー調になって雰囲気が変わっていました。 でもノリが良くて楽しかったなぁ。
また"You've Got A Friend"ではJames Taylorとデュエットしているみたいに Gary Burrと唄っていました。 James Taylorとは雰囲気が当然違っていましたが Gary Burr の声は伸びやかで、いかにもアメリカンって感じだけど良かったなぁ。
Carole Kingは演奏中、終始 本当に嬉しそうに、また楽しそうにピアノを演奏していて とても上機嫌な様子が見ていて伝わってきました。 65歳になっても、本当に歌が、何より音楽が大好きなんでしょうね。 素敵な年のとり方で、すごく羨ましい。
"I Feel The Earth Move"で幕を閉じた彼女のステージ、最高でした！
そして最後に、Carole King がMary J. Blige、Fargieを引き連れるような感じで 再度ステージに戻ってきて、アンコールが始まりました！
1.Dancing In The Street 2.Natural Woman
アンコールでも、Carole Kingが一番ノリノリで唄っていました。www
このツアーは、毎回出演する順番が違っていたようですが 個人的には、今回のMary J. Blige →Fargie →Carole Kingという演奏順が 一番シックリする感じがしました。
3時間を越える長丁場なライブでしたが、やっぱり行って良かった～。 (^^) ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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