テーマ:ニュース(100024)
カテゴリ:一般
念のために断っておきますが 上の写真は、フィリピンのLRT・MRTではありません。(爆)
とうとう本日、東京でありながら“陸の孤島”とも呼ばれた 僻地のような場所に住んでいる私達にとっては長年の悲願だった 「日暮里・舎人ライナー」がついに開通しました! これで日暮里駅から足立区最北部の見沼代親水公園までが 約20分で結ばれることになりました。 今までこの区間はバスしかなく、時間も不規則で 渋滞があると1時間かかることもあったことを考えると画期的です。
いやぁ、それにしても開業までなんとも長い時間がかかりましたねぇ。 今から遡ること昭和60年7月に運輸政策審議会答申 「東京都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」 で、建設路線として位置付けられてから約23年ですもの。 さらに当初計画された開業予定は平成14年で、それから6年も遅れたわけだし。 もう、私が生きている間には開業しないと思ったことが何度もありましたよ。 いやホント、冗談抜きで。(笑)
そこで早速、家族とともに新交通システム 「日暮里・舎人ライナー」を体験してまいりました!
まず我が家を出て最寄り駅まで歩きましたが、時間は3分かかりません。(感涙) この路線は高架式になっていますが、階段の他に エスカレーター、エレベーターが全駅に完備されています。
今日は開業記念で、各駅で違うデザインの 一日乗車券が発売されていると聞いていたので、券売機で購入しました。 自動改札機は、切符のほかにPASMO・Suicaにも対応していました。 駅の周りはガラスで囲まれていて 車両が到着し、扉が開くのと同時に駅のホームドアも開くようになっています。 ちょっと気になったのは、車両が駅に近づくと 駅自体がグワングワンとかなり揺れることです。 (^^; 橋なんかも大型車が通ると揺れるように、これは構造上仕方ないのでしょうが 妻は「こんなに揺れてホント大丈夫?」と、ビビっておりました。
始発には一番列車に乗ろうと沢山の人が集まったそうですが 私達が行った午後1時台にも、割と多くの人が乗っていました。
子供が最前列に座りたがったので、終点の見沼代親水公園駅まで行き 父ちゃんは並んで、頑張って何とか座席を確保しましたよ。 (ToT) 車両は、外観も内装もほとんど「ゆりかもめ」と同じでした。
車窓から見る風景は、高い所を走っているのでなかなか良かったです。 足立区の区間は舎人公園があったり、農地もあったり 沿線は低層の家が多いので長閑な感じがしますが 荒川区の区間は一転して、高い建物の間を縫うように走るので 花やしきのジェットコースターのように、ちょっとスリリングで 速度は変わっていないのでしょうが、スピードが速くなった感じがしました。
そして、何と言っても圧巻は荒川・隅田川を越える部分でしょう! 首都高速の中央環状線の上り・下り車線が 上下に分かれて高い場所を走っているのですが そのさらに上を跨ぐように通るので、かなりの絶景です。 まあ、ゆりかもめがレインボー・ブリッジを通る際に望める風景に比べれば それほどでもないでしょうが。(苦笑)
でも乗り心地は快適だったし、運行時間も思っていたより短く感じ また運行数も予想していたより多かったので、利便性はかなり良さそうです。 これからの日暮里・舎人ライナーに期待したいと思います! (^^) ************
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