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テーマ:英語子育てを楽しもう♪(450)
カテゴリ:Dear parents
最近、”英語で育児”が脚光を浴びている中、「子供に英語で話しかけることに不安を感じる」と思っていらっしゃるお母様方も多い。「子供が英語で発話してきたら、英語で返してあげたい」と思いつつも、「間違った英語を教えてしまったらどうしよう」とお悩みだ。
確かにおっしゃる通りお子さんが英語で話しかけてきた時は、英語で返してあげた方が、”英語モード”と”日本語モード”の転換練習にもなるしいいと思います。しかし、もしその英語が間違っていたら、ご心配の通り間違ったままの英語を覚える危険性もあり、です。 特にご自分の発音に自信がない場合は、CDなどの録音物を聞かせることをお勧めしています。子供は聞いた通りに真似るので、日本語なまりの発音を聞けばその通りに発音し、その通りに発音されないものは認識できないようになります。 お子さんの年齢にもよりますが、半年~1年くらいCDの綺麗な標準英語を毎日聞かせれば、音を聞き分ける耳が育ちます。その時点で、日本語なまりの英語で話しても子供は綺麗な英語の発音ができ聞き分けもできているので、下手な英語に惑わされる心配はありません。この最初の半年~1年くらいが我慢です。 日本語の語り掛けを考えてみると、必ずしもいつも文法的に正しい日本語で話しているわけではないので、「そんなに気にしなくても・・」と思う気持ちもごもっともなのですが、それは、一度その表現を耳にしても、同じ場面で正確な日本語の表現を聞く機会が何度もある(日本語であふれている)状況だから言えることです。 同じことを英語ですると、それが果たして正しいのかどうか他に判断する機会がなければ、子供は「それが正しい」と認識し、その表現を覚えます。ですから、確実に正しく言える表現を伝える、ことが大切だと思います。 「その正しい表現をどこから手に入れるか?」については、市販の子育て表現集も役に立つと思いますし、気になる表現はネィティブに尋ねてみることが確実だと思います。日本語で会話が成り立つ年齢であれば、「お母さんはわからないから、○○(先生や英語のできる人の名前など)に今度聞いてみようね。」と英語で返してあげられないことをわからせる。日本語もおぼつかなければ、"I'm sorry. I don't know." とか、"I don't know how to say it in Engish." と一度英語で答えた後で、日本語で答えてあげればいいと思います。 お子さんの英語力をつけるために、親が英語ができる必要はありません。「お子さんと一緒にゼロから英語を学び直そう」と思われる方はぜひ挑戦なさって、楽しんでください。「私はもういい」と思われる方は、ストレスになっては親子共にいい結果は得られませんので、英語を学べる環境を整えることに専念なさることをお勧め致します。(定期的にCDをかける、だけでもお子さんは自力ではできません。) ちなみに、「抱っこする」を大人側から言うと、"I carry (hold)a baby in my arms."です。 子供側から言えば、「抱っこ!」"Carry me!"とか、"Pick me up!"です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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