英語で遊ぼう

縁あって、11月に県立高校で「通訳について」の講演をすることになり、その担当者の方との打ち合わせをした。当日は様々な職業で活躍されている方々が、その仕事についていろいろと高校生に語るのだ。実にいろんな職種があり、前途多望の高校生にとって素晴らしい企画だと思う。

現在は英語指導が主になりつつあるが、本来は教師を目指してなったのではなく、通訳の勉強をつづけるうちに個人指導を頼まれたり、講師の依頼を受けたりが続き、気付くと英語指導を長く続けている。自分の学習経験や、指導経験などを中心にお話しようと考えている。

通訳の仕事は一見カッコ良くみえるかもしれないが、実はとても地道な仕事で苦労も多い。かなり集中を要するので、神経も疲れる。子供の頃は、「一度語学をマスターすれば、あとは簡単だろう」と思っていたが、とんでもない。勉強は一生続くことに気付いて愕然とした思い出もある。私が高校生の時、英語を職業としている人が身近にいなかったので、話を聞く機会もなかった。子供たちに（テストで点を取るとか、試験のためではなく）純粋に英語に対する興味を持たせ、将来への夢へとつなげられるキッカケにでもなれば、と思っている。