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カテゴリ:英語あれこれ
Only Englishには2つあります。ネィティブの先生なら大丈夫、というわけではないのです。 1つは、TEE(Teaching English in English)です。指導者が英語だけで英語を指導する指導法のことをいいます。 英語だけで英語を指導するには、高い英語力と指導力が必要です。ネィティブの先生なら英語を話すことに問題はないですが、生徒が学んでいけるかどうかは指導者の指導力にかかっています。指導経験の浅い先生は、英語を理解させようと努力するより、カタコトの日本語を覚えて簡単に指示してしまうことも少なくないのです。 ちょっと考えてみてください。日本語のネィティブスピーカーだからというだけで、外国の人に(大人でも子供でも)日本語を日本語だけで教える自信がある人はどれくらいいるでしょうか?相手が全くその言葉を理解しないとしたら、それはそんなに簡単なことではないのです。指導力の高い先生に習った方が、早く上達するのは言うまでもありません。 もう一つはLEE(Learning English in English)です。学習者からみて、英語だけで英語を学ぶ、という学習法です。よく、「英語を学ぶなら現地へ行くに限る」といわれるのはこの学習方法が実行できるからです。海外に行っても、日本人だけで固まっていては英語が上達することはありません。逆に言えば、英語だけで学ぶ環境を日本で確保できれば、海外に行かなくても同様の効果は得られるのです。 ネィティブの先生に習っていても、よ~く注意して聞いてみると、生徒同士日本語で話していることがあります。それではOnly Englishの効果も半減です。LEEになっていないのですから。LEEを徹底させるには、学習者のやる気と指導者の根気強い指導力が不可欠なのです。 本気で英語を話せるようになりたい、と思うなら、TEEだけでなくLEEも実践している英語教室を選んでくださいね。
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Last updated
2006.04.07 23:01:42
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