テーマ:海外生活(7771)
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今日はボゴタ近郊の集落グァタヴィタに連れて行ってくれるということで、朝から二人ででかける。
まず、家の前からバスに乗り、バスターミナルで降りる。バスターミナルといっても、特に建物の中にあるわけでなく、ただ道端にバスが目的地の書いたプレートと掲げてまっているだけ。「yuyiを見ると運転手が余分なお金をふんだくるかもしれないから後ろにさがってて」と言われて後ろの方から彼と運転手とのやりとりをみている。。。バスターミナルの道端ではたくさんの物売りが、ジュースや甘そうなおかしをうっていた。どれだけ待ってもいっこうに目的地のバスがくる気配がない。「時刻表は?」と彼に聞くと「見に行くのがめんどうだから、見てない」という。約1時間ほどたってからようやく目的地へ行くバスを発見、出発。 2時間ほどして、目的地グァタヴィタに到着。グァタヴィタはこじんまりとしながらもスペイン風の民家がきれいに保存されていて、とてもかわいらしい街だった。この街には有名な歴史があって、スペイン人たちの植民地時代に、インディアンが金をうばわれないよう、この街の湖に金をたくさん沈めて隠したのだという。この金の一部はボゴタの博物館でみることができるが、今もなお金が湖に残っているのだとか。。 小さな街なので1.2時間もあればほぼ回れてしまう。牛や馬が放し飼いになっていてとてものどかな風景がひろがる。 レストランに入ってお茶をする。 「コロンビアではフルーツサラダというものがあって、ほかの国ではあまりみたことがないから試してみたら?」というのでさっそく注文。 大きなガラスのうつわにパッションフルーツが盛られ、その上から生クリーム、チーズとソースがかけられていた。これが甘くなくて、ほんとうにおいしい!!すごくあっさりしていて、ボリュームがあるのでお昼ご飯のかわりになった。 夜家に戻った後、すこし休んでから彼と一緒にコロッケをつくる。今日は彼のお母さんの誕生日で、親戚が集まるということで、彼のお兄さんが特別な炊き込みご飯を作り、私たちが何か一品用意することになったので、コロッケをつくることにした。 私たちが料理をしているあいだに、10人以上のひとが集まってくる。コロッケがあがったところでお祝いがはじまる。 全員で15人の人があつまり、食事がはじまる。彼のお兄さんが用意してくれた炊き込みご飯はもやしがはいっていて、ごもくごはんのような味がした。私の作ったコロッケもなかなか好評♪ 食事の後、となりの席にすわっているおばさんが「漢字で私の名前を書いて」というので、それらしい音で、いい意味の漢字(例えば「美」とか「詩」とか)であてて書いて、意味を説明してあげるとこれが彼らに大うけ。今までも海外で漢字を書いてあげて喜ばれたこともあったけど、こんなにさわがれたことはない。さすがラテン系。。。。 その後、私が「記念にチェキで写真をとりたい」というとまた大騒ぎ。おばさんたちが、撮った写真をめぐってうばいあいのけんかを始める。「これは私のよ」「ちがうわ、私のよ!!」と本気で写真をとりあってる。その横で、子供たちはじっと写真がもらえるのをがまんしてみていた。 彼のお母さんが私に気を使って「一人一枚ずつよ」、といっても、おばさんたちは「私はミッキーの絵がついているのもほしい!」といってきかない。 なんだか、日本だったら、いや、どの国でも今までありえなかったことばかりで、ほんとに私はおもしろくて仕方なかった。 最後には子供たちも写真がいきわたり、みんなにこにこして帰っていった。 ほんとに、なんておもしろい国にきちゃったんだろ。。。 はまりそうだ。 グァタヴィタの景色 フルーツサラダ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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