そもそもガンマとはどんなバイクなのか?
4サイクル400cc車を余裕でぶっちぎるそのポテンシャルが人気を呼び
80年後半から90年前半にかけて国内を駆け巡った
2サイクル250ccマシーン戦争。
特にYAMAHAのTZR250とHONDAのNSR250が全面戦争状態で
毎年のようにモデルチェンジしていた中
SUZUKIが威信をかけて発売してたのがこのRGV250シリーズです。
総合的にはNSRの圧勝ですがとにかくピーキーでじゃじゃ馬な特性であるのと
NSR、TZRに比べて街中でほとんど見かけないという点に
惹かれて購入を決意。
カウルは耐久片目アッパーに変更されてました。
手に入れたころはあまりこの手のバイクの知識が豊富でなかったので
焼きついてるならオーバーホールしてやれと無謀にも
エンジン降ろし→足回り分解の完全にバラバラにしてしまいました。
ところが何とこの手のバイクはシリンダーにメッキが施してありボーリング不可!
しかも新品シリンダーは一個約4万円という驚愕の事実に直面。
中古エンジンを立て続けに2機Yオークションで購入するも
2機とも焼き付き済みという脱糞ものの現実に打ちのめされ
すっかりやる気を無くしてカバーをかけて封印していました。
その後月日は流れいいかげんこのままではイカンなーと
3度目の正直で実働保障のエンジンを購入。
ここからようやく復活の兆しが見えてきました。