ゴリラの最後の大作業に取り掛かります。
最後の大仕事は12V化です。
このゴリラは古いタイプなので電装系が6V使用なんです。
ですからそれを12V化して欲しいと・・・・依頼されまして・・・・。
まあ12V化したからといって別に速くなったりはしませんがね
メリットはヘッドライトが明るくなるぐらいかな?
でもなんかいいんですよね。12V化っていう響きが。
ちょっと普通とは違うんだぜ的な何かが。
それはよーーーくわかります。
でも予算が足りない(^^;
ですので今回は簡易12V化です。
使うのはこれ、同じホンダの12Vマシンのレギュレター。
左が6Vゴリラ、右がマグナ50のやつです。うちにあった中古です。
ちなみにボルトオンでつきます。配線もそのまま。
見た目はほとんど変わりませんね。
これはエンジンが発電した電気をそれぞれ6V、12Vに調整するためのものです。
本来エンジンは回転数が上がると比例して発電量も高くなります。
上がりすぎるても良くないので余った分を熱に変換して
一定の電圧に保つのがこのレギュレターです。
正確にはレギュレートレクチファイヤ。
難しい話を抜きにすると
ようは6Vのゴリラでも回転数が上がれば12V以上発電するので
電圧を調整するレギュレターを12V用に変えればOKと。
ただしアイドリングでは12V以下になります。
アイドリングで12V欲しければ12Vモンキーの発電機ごと移植しないと無理です。
今回は見送り~。
こんな感じで収めてみ覚ました。
ステーに穴あけてボルト止めです。
レギュレターは熱を持つので風のあたる部分か
このように放熱性の良いところに置くのが鉄則です。
&これだけでは12Vにはなりません。結局必要なのは
・12V用レギュレター
・12バッテリー(YT4L-BS使用)
・12Vウィンカーリレー
・12Vホーン
・12Vヘッドライト球
・12Vブレーキランプ球
・12Vウィンカー球
これだけ最低限必要です。結構いるんです。
バッテリーが左の6V用バッテリーステーを叩いてコの字をL字にして
タイラップで固定。
これで電装系は12Vになりました。
たしかに回転をあげればライトは明るくなりました。
アイドリングは暗いですが・・・(^^;