ゴリラをフルカスタム! モンキーZ2仕様への道6
さーいよいよエンジンに取り掛かります。モンキーのエンジンはとにかく奥が深い!ボアアップしてお終いとはならないんです。ボアアップする → 発熱量増大 → 強化オイルポンプ → パワー増大 → クラッチすべる → 強化クラッチ → 吸入空気増大 → 空気&燃料不足 → ビッグキャブ → 排気量増大 →ふんづまり → ボアアップ対応マフラーなどなど・・・・別に絶対つけなくてもいいんですが最高の性能を発揮しようと思えばやはりこれらのパーツ+他にもいろいろ必要になっちゃいます。自分でコツコツ少しずつ付けていくなら構いませんが今回のようにある程度完成形に持っていくには一度に行う必要があります。今回はそれらのパーツがセットになったモンキー系のパーツの中で通?に人気&定評のあるJUNインターナショナル製のパーツをチョイス。これは80ccボアアップキット+ビッグキャブキット+強化クラッチキット+ ハイスロ+Fスプロケ+ビッグシリンダーヘッドキットの最強セットです。しかもシリンダーには摺動抵抗が低減するWPCまでが施されたビッグフィンハイクォリティ80ccフルパワーセットに決定!今回全部交換するのでエンジン前と左右を完全に分解します。モンキー系は車体に積んだまま作業が出来ますので一度やってしまえばすぐに覚えられます。まず右側のクラッチ側から取り付けていきます。この車両は6V車両なのでオイルの吐出容量がとにかく少なく純正のままでボアアップするのは危険です。TAKEGAWA製の6V用強化オイルポンプに交換することで一気に吐出容量が3倍に! これは必須でしょう。取り付けの際は付属のドリルでオイル穴を拡大する必要があります。次に強化クラッチを装着します。強化というのはディスクが1枚から2枚になったためです。ですからクラッチ操作は当然重くなりますしレバー比が変わるのか純正のクラッチレバーではかなり操作しづらくなりました。余裕があればKITAKOなどのクラッチ&スイッチキットに変えたほうが操作がしやすいでしょう。インパクトレンチか特殊工具がないとクラッチは外せないので自分でやる場合は注意して下さいね。