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テーマ:暮らしを楽しむ(388217)
カテゴリ:上勝阿波晩茶
阿波晩茶の製茶工程について説明します。
興味の無い方スミマセン、コメント書いたらさっさとスルーしてくださいね^^ 普通新茶といえば春新芽を摘んで出来ますが阿波晩茶は違います。 お茶の葉が充分成長するこの時期に茶摘をします。 一年に一回だけしか茶摘をしません。 大勢を雇って茶葉を摘んでもらいました、一旦シートの上に集めます。 その茶葉を大釜で茹でます、各農家により茹で加減が違います。 茹で加減によって微妙に味が違ってきます。 これが茶すりマシーンです。 (動物撃退マシーンじゃないのだ) 昔は人力でしたがこのマシーンのおかげで早く上手に出来上がります。 茹で上がった茶葉をマシーンの中に入れて揉みます。 このオッサンはトラックにマシーンを積んで各農家を廻ってます。 いわば専門業者みたいなものです。 茶すりができたら桶に入れて上から杵で突きます、この作業は茶葉を圧縮してるのです。 農家によると長靴を履いて上から体重をかけて踏む方もいるそうです。 我が家のお子ちゃま、じゃなかった我が家のガキもお手伝いしてます。 この葉っぱご存知でしょうか? 芭蕉の葉です、殺菌力があるそうです。 ちなみにイロドリ(葉っぱビジネス)にも出荷しています。 その芭蕉の葉を一面に敷き詰めます。 殺菌力があるので外の邪魔者をガードします。 その上にシュロの葉を敷き詰めて蓋をします、 これで茶葉との境目ができました 茶葉を茹でたときに出来る茶汁を 翌朝まで置いて冷めるのを待ってから桶に入れます。 桶の上にこれでもか って言うくらい重しを乗せます ダイヤモンドの石を乗せたかったのですが 四角い石が積み上げるのに便利なので 今回はダイヤモンドの石はパスしました(ウソですよ~~) ここに冷めた茶汁を入れて発酵させます。 早い農家では2週間くらいしか発酵させませんが 我が家では味と品質を重視するため約一ヶ月間漬け込みます。 早い農家との違いは茶葉の味と風味を長持ちさせるためなのです。 どうせ作るのならお茶本来の味を充分発揮したいから^^ スミマセンおもろくない話を長々としちゃいまして。 オマケにメモリーまで沢山使っちゃった 25MB/50MB お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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