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カテゴリ:あちこちで食べたおいしいもの
先日の、熊本、広島の出張の後、福岡空港経由で沖縄に帰って参りました。
福岡空港では、「宮崎県推奨優良県産品フェア」をやっていました。宮崎の地鶏、日向夏製品などのなかに、すごいものを見つけました。宮崎の牛乳で作った『甘乳蘇』です。今回は、ちょうど、この『甘乳蘇』を作った中西牧場の方がいらっしゃっていて、直接お話を聞くことができました。 「蘇」とは、奈良時代に作られていたという「古代のチーズ」。牛乳を煮詰めて作る、とっても手間のかかる逸品。古代には、滋養強壮のほか、男性のEDにも効果があると考えられていたそうですョ。 以前、明日香にいった際も、みるく工房 の『飛鳥の蘇』を、おみやげで買ってきたことがありました。これ、ロースト・アーモンドのようなナッツ系の風味があり、ミルクの甘さがあり、白ワインのおつまみに最高でした。 今回の中西牧場の『甘乳蘇』、『飛鳥の蘇』にくらべると、香ばしさもひかえめで、ほのかな甘み。そのかわり、その繊細で、ふくよかな味わいは、今まで味わったことがないほどの絶品です。口に含むと、はじめは、スキムミルクみたいなミルクの風味が中心ですが、かみ砕いていくうちに、バター飴のような甘みがジワ~ッと広がってきますョ~。 今回は、フランスの最高級の白ワイン、オリヴィエ・ルフレーヴのピュリニ・モンラッシェ 1er Cru シャン・ガン 2007と合わせていただきました。「蘇」は、樽で熟成したような、ナッツの風味のある高級なシャルドネとよく合うような気がします。とってもおいしかったですョ。 中西牧場 甘乳蘇 ピュリニー・モンラッシェ 1er Cru シャン・ガン 2007 オリヴィエ・ルフレーヴ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 14, 2010 09:12:49 PM
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