リーデルのワイングラス特別講座
みなさん、大変ご心配をおかけしています。無事、生きております。しかも、上賀茂神社に参拝したからか? 2月になってからは、ずいぶん元気になってきました。まだまだ、以前のようには書けないと思いますが、少しずつ復帰していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。さてさて、今日は、仕事で都内にいます。仕事のあと、銀座のJALアカデミーで、リーデルのワイングラス特別講座があったので、行ってきました。リーデル社のワイングラスエデュケーターの方が講師をされて、ワイングラスによるワインの味わいの違いをテイスティングするセミナー。リーデル社のヴィノムシリーズの4種類のグラスを使います。まず、ソーヴィニヨン・ブランから作られるサンセールというワインを、ソーヴィニヨン・ブラン用のグラスで飲んでみます。その同じワインを、宴会場なんかで使われている、やや小ぶりのグラスに移して比較してみると…、あれ?? 全然香りが立たない!? グラスによって、香りや味わいの感じ方が違うのは知っていましたが、ここまでとは…。これ、先のすぼまったグラスを使うことによって、口をすぼめて、少し上を向いて飲むようになります。すると、舌先が最初にワインと接する。これによって、酸味のキリッとしたシャープな飲み口が引き立つんだそうです。逆に、モンテス・アルファのシャルドネのような、樽の風味などが豊かで、バターのようにクリーミーな香りのするワインの場合は、口の広いグラスで、一気に舌の上に広げてあげることによって、香りが立ち上がりやすいそうです。これ、すごく刺激的な体験です。ワインのテイスティングの訓練をしている我々は、口の中にまんべんなくワインを広げて味わう方法を、通常も自然に行っているわけです。なので、仮にグラスが合っていなくても、何とか風味を感じることができるわけですが、一般のみなさんが何気にワインを飲むとき、大切なのは、口に含んだ瞬間の第一印象です。最も適したグラスを使えば、口に含む瞬間、そのワインに相応しい広がり、流れる速度、口に入る量などを、グラスの形状が自ずとコントロールしてくれているんですね。それで、このグラスで飲んだら、とってもおいしい!ということになるんです。リーデル、さすがです。 自分みたいなオヤジが、若い女性とレストランに行って、ワインを飲ませてあげたとします。その女性が、一口ワインを飲んで、「あ、おいしい。」というかどうかは、ワイングラス、ひいては、ワイングラスを選ぶお店のセンスにかかっているということかもしれないんですね。今回は、白ワイン2種類、赤ワイン2種類を、リーデルの4種類のグラスを使ってテイスティングしました。グラスだけで市販価格14,490円だそうですが、今回のセミナー、特別で、ワイン込み12,600円です。すごくお得ですよね。いやぁ、参加してよかったです。 Vinum テイスティングセット Vinum XL テイスティングセットVinum XL ソーヴィニヨン・ブラン Vinum XL モンラッシェVinum XL ブルゴーニュ Vinum XL カベルネ・メルロ-