12日から開催されている「神保町クラフトフェアin三省堂」も4日が過ぎました。
会場が8Fということで、お客さんがなかなか昇ってくれなくて苦戦しております。
これだけの作品が揃いながら実に残念な状況。
勝手ながら、作者の紹介と現在のフロアの様子をご紹介します。
「jucon」
http://www.h4.dion.ne.jp/~jucon/index1.html
作家の名は「いとうあきとし」さん。なかなかのナイスガイで、ファンと思われる若い女性が入れ替わり立ち替わり来ている。(ちょっとだけ、うらやましい)
フレンチカントリー風のこじゃれた家具で、やっぱりカッコイイ。
暇になるとお手製のウクレレを弾いています。
音楽のような家具を意識しているだけあって、作品をみているだけで楽しい気持ちになります。
「イーズリーズ」
作家の名は、「小林順」さん。若い頃、福生で肩まで髪を伸ばして音楽を奏で、絵を描いていた芸術家。木工も遊び心満載で、猫型のスプーンや猫椅子、猫の風車?ん?猫ばっかし!?でも、飼っているのは犬らしい。ん?まぁ~とにかく遊び心のある人です。
作品は、丸みがあって小林さんの優しさが感じられます。
「くまがわ木工所」
作家の名は、やっぱり「くまがわ」さん。
品があり、真面目で実直な人柄な上、坊主頭ということもあって禅寺の修行僧の雰囲気。
作品は、桐箪笥、指物。やはり、きっちりしています。
注文された400円の「しおり」をそれはそれは丁寧に丁寧に数種類のカンナを使って仕上げておられました。奥さんは、かなり可愛らしいです。
「学者村陶房」
http://www.kokuyou.ne.jp/~k-totsu/
作家の名は、「戸津圭一郎」さん。やはり一見学者風で知的な雰囲気が漂います。
作品は、オリジナル釉薬にこだわっており、今回は粉引きを中心に出しています。
山菜やキノコ料理には最高に合う食器ばかり。今度、デザインをパクッて作陶しようと企てています。(でも。プロには勝てない~っ。)
「It's mine」
http://it-mine.com/contents/index_h.html
作家の名は、「佐藤 正尚」さん。緑陰の会NO1の国際派(英語ペラペラ)で、パソコンの達人。あと、ワインを始め酒のうんちくも語れます。作品は無垢の木の温かみを出しながらもやはり都会的でハイカラな雰囲気を感じます。
「木耕家」
http://mokkouka.web.fc2.com/
作家の名は、「芳賀健友」さん。木工をやるためにつけられた名前みたいです。
元、ホームセンターで副店長代理という役職までやっていただけあってメンバーのレジ打ちの先生。頼りになる男です。とても温厚で素朴な人柄で彼の売り場はキッズスペースとなりつつあります。倒木や間伐材をメインに使った作品で彼の人柄そのものの素朴で温かみのある作品で、ホッとします。
「木多の家」
http://www4.tokai.or.jp/kitanoya/
作家の名は、「増田順一」さん。緑陰の会最年長で、アチキは勝手に「親方」と呼んでいます。クレーン付きのトラックで自ら木を伐採し、木工轆轤で削り、塗装まで一人でやっちゃってます。今回は、木軸ペンですが、蕎麦鉢から、木製ランプまで作ってしまいます。
言っていいかどうかわかりませんが、木製の帽子も作ろうと考えているようです。
親方は、現状に満足せず更に進化しようとされているようです。
「カーペントリーさと森」
http://hw001.gate01.com/carpentrys-mori/
作家の名は、「里森滋」さん。緑陰の会の代表でアチキの10年来の友人。
とにかく里森さんはハートフルな方で、自分自身に対しても、家族に対しても、他人に対しても、世の中に対しても、そして木工に対しても真剣に向き合う人です。嘘がつけないし、決して人の悪口も言わない(言われることはあっても。。。)。
別の言い方すれば、不器用な人ということもできるのでしょうが、それが彼の味といえる。
作品は、シンプル イズ ベスト 飾り気はあまりないものの、木への配慮(木目のうつくしさ、釘で傷つけないなど)、使い手への配慮(使い勝手、角の処理、天然オイルの使用など)いつもながら頭が下がります。
「梅の木の家」
http://www.fujinohana.com/syouhin-umenoki.htm
作家は、施設メンバー(精神障害者)と施設職員(天目太郎含む)。
藍染と柿渋を主に使い、絞り、染色、縫製まで手間暇かけて行っている。
ブックカバー、しおり、バック、てぬぐい、ブラウス、Tシャツ、名刺入れなどなどアイテム数では負けません。
お客さんも福祉施設とは思えないと口を揃えて言っていただいております。
と、いうことで8人と1組のクリエーターが自分の想いを作品にのせてお伝えし、生活の中身をより快適に、より機能的に、より優雅にレベルアップできるモノを展観し、人と人のつながり人とモノとのよりよき関係を目指しております。
現在の客の入りはといいますと。。。
ご覧の通りです。(スタッフばっかし!)
呼び込み&チラシ配りと作戦会議ばかり開いております。
お時間のある方は、是非お越しください!!!
http://mokkouka.web.fc2.com/ryokuin_no_kai/web/index.html