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暑い昼間は無理でも
夜になると少しはましに‥‥ ということでたまーーに夫婦でウォーキングしています。 30~40分ぐらいの短いものですが。 市の管理している植え込みのある歩道をマスクしてせっせと歩くのですが、 その時うごめく小さな影… 蝉の幼虫。 植え込みのそばの小さな穴から七年ぶりに地上に上がってきた幼虫は 立派な成虫になるべく、つかまりやすそうな樹を目指している…はずなのですが 歩道の真ん中をせっせと歩く数匹が。 せっかく長い間苦労して土の中で暮らしていて、地上に上がった途端人に踏まれてしまってはあまりにも不憫。。ということで見つけた子たちは保護することに。 数メートル先を見つつ軽快にウォーキングしなければなのに、ライトで地面を照らしつつ、腰も曲がり気味に歩く初老の夫婦。首が痛い。 始めたころは一匹二匹だったのが回数を重ねることに一度に五匹とか…。 手で持ちきれないので百均で緑の虫取りかごを購入。 ウォーキングの際はそれを持参し(変なおばさん) 見つけた子は踏まれる前にかごへ。 家に戻ってから玄関先の簾にそっと掴まらすと、簾を登っていく子、勢いで天井まで上がっていく子、つかまる力もない子… その様子を夜中にずっと見ている初老の夫婦。 我が家の簾でたくさんの蝉の幼虫が羽化してくれました。 羽化の途中で力尽きてしまった子も数匹いました。 生きるって大変なんだ。 生まれてくるって大変なんだ。 そんなことを思いつつ、羽化してきれいな羽を伸ばしている様子を飽きもせず眺める初老の… 救出して我が家の簾で羽化飛んで行ったセミたちは30匹ぐらいほどいたでしょうか。 こんな私たちの行動が少しでもセミたちのためになるのなら… よし、これをこれからのライフワークとしよう。 と、昨日もかごもってウォーキングしてきたのですが。 いない。一匹もいない。 うろうろ歩いている幼虫皆無。 世間ではクマゼミの声からアブラゼミに変わりつつあります。 どうやらうろうろと危機管理なく歩いていたセミの幼虫はクマゼミだけのようで。 (救出した子はみなクマゼミでした) そういう習性なのかどうなのかはわからないけれど、うろうろさまよっているアブラゼミ赤ちゃんにはいまだあっていません。 ということで私のライフワーク、二週間で終わってしまいました。 ウォーキングの楽しみもなくなっちゃった。 私のライフワーク、来年のクマゼミの時期まで休憩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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