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『小野寺の弟 小野寺の姉』
活字を読むのが億劫になって 何年も読書をしてなかった。 読もうとしたことはあったけど 読み始めたらすぐ挫折するから 引っ越すとき小説類はすべて処分した。 でも、最近は夜が長くて なにか空想の世界に入り込みたくて 久しぶりに真剣に、読む気全開で本屋さんにいった。 入口のランキングコーナーを物色する。 …興味は持てても、惹かれない。 もう何年も前、 お付き合いしてた人とサヨナラして夜が長くなったときも 読書に没頭した。 あの頃 この本屋の、ここで立ち読みしてたら 偶然 ●さんに声をかけられて 職場以外で話すのが新鮮でドキドキしたな…なんて思い出しながら ある場所に立ったら、 帯に『あんべちゃん(名前はわからない)』と向井理が載ってる本があって その変な組み合わせの本をぺらぺらと読んでみた。 ひとつめのストーリーをあっさり読んで 2回目に また本屋に行ったときに買った。 いい年して、2人きりで暮らしている姉弟の物語。 途中、声を出して笑えるところあり、 でも親代わりを勤めた姉に対する弟の思い・親がいなかった年の離れた弟に対する姉の思い… それぞれが優しくて、ほっこりする。 はじめの方はおもしろいエピソードが続き、 弟が元カノと別れた真実、 姉が久しぶりのデートに舞い上がってるシーンも その後の姉弟のやり取りもよかった。 物語がおわったあとも 2人がいつまでもしあわせに過ごしてほしいと思ってしまう。 舞台、おもしろそうだな~ 私がハマってた『魔王』の脚本家さんが書いたらしい。 この作者の別な本を探してこよう。 それにしても 現実世界だけでなく 本の世界でもリア充は苦手… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.13 00:42:57
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