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カテゴリ:介護
夜9時は母の就寝時間。
就寝前の薬を飲ませて、トイレに行かせてます。 トイレから帰ってきてベットに移る時のこと。 ベット脇にあるひよこ人形【はなちゃん】に話しかけていました。 何で私だけ体が動かないの? はなちゃん、ずっと見守っていてね。 私だけ体が動かないなんて、悔しい。 あれだけ自分の足で歩いていたのに、毎日毎日動かなくなっているのが分かる 動けるなんていいわね。私はこのまま寝たままだし。 右手も動かなくなってきてるから、ご飯も食べれない。 右足も最近動かない。 そういいながら、泣いていました。 私は、ちょっと機嫌悪かったので・・・ 私はどうなるの?私だって弟のように自由に外に出られない。 (少し間をおいて)…( ̄  ̄;)ふぅ・・・ ずっと動いていないから、部分部分が自分の働きを忘れてるからだよ。 風船(吹くと紙が伸びる笛)だって、毎日吹いてるからこの前すごいねって、歯科衛生士さんにほめられてたじゃない。 私があげたバナナ(低反発のおもちゃ)で、毎日にぎにぎすれば握力も戻るし。 それでも病気が治らないこと、自分はがんばってるけど体が言うことを利かないこと、いっそのことこのまま死んだ方がいいとか言い続けていました。 正直、健常者の私には母の体の辛さは分からない。 でも意識は健常者で、体だけが不自由になったら、同じ気持ちになることは間違いない。 元気な頃は、いつでも体を動かしていた母。 中学を卒業して一人で新潟から千葉へ状況。 結婚をしても、専業主婦をせず何かしら内職とかをしていた。 10年間お店を経営し、バイクをかっ飛ばして配達してた。 休みの日は、クルマで出かけてた。 体を動かしていない日はなかったんじゃないだろうか。 だから余計にもどかしいんだろう。 ずっと寝たままだったから、体がすぐに順応するはずない。 まずは起きて車椅子に乗ることを目標にしよう。 骨折した人だって、ギブスをはずしてすぐに歩けないんだよ。 歩くということを忘れてるから、時間をかけてリハビリして歩けるようにするし。 お母さんは自分で歩くのは難しいけど、これからは車椅子で移動ってのがあるでしょ。これを目標に,少しずつでいいからがんばろうよ。 反発してくる母の言葉を、むりやり止めてこう聞かせました。 そしたら母も、少し落ち着いて・・ そうね、すこしずつね。 ゆっくりね。 車椅子に乗れるようにね。 今日も一日ありがとうね。 おやすみ。 土曜日の朝・昼食は父がやってくれます。 っていうか、私がそうさせました。ちょっとした休日として。 昼間に外に出れないので、土曜日は外に出るのですが、ほとんどの時間は家の買い物になってしまうんです。 だから、ちょっと早めに帰ってきて部屋でボーっとしようとするのですが、帰ったらすぐに父は出かけてしまいます。 ほとんどそう・・・ 日曜も朝から出かけて、私が楽団にいくちょっと前まで帰ってきません。 今日弟は飲み会だそうで、そそくさと19時に出て行きました。 炊飯器を見たら、ご飯がほとんどはいっていなかったです。 洗濯もしなくちゃいけないし。 結局は休みじゃない。 まぁ、主婦になったらこういうことは当たり前!なんですが、そういわれちゃうとね・・( ̄△ ̄ゞ まぁこんなのが今日のイライラの原因で、母にあたってました il||li _| ̄|○ il||li ハンセイ・・・ 【電柱】‐ ̄)こんなのがいつまで続くんだろぅ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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