☆国際結婚奮闘記☆

皆様、お久しぶりでございます

ブログ放置の言い訳は色々とあるのですが、それこそ『言い訳』なので･･･


今日は、人間として素敵だなぁと思える人と、最悪だと思える人との両方に一気に遭遇したので、
そのお話を少し。


今日、夜10時頃、バイト先でお客様が倒れられました。
突然、お皿が割れる音がして見に行ってみるとそのお客様が倒れていらっしゃいました。
脈も呼吸もありましたが、意識は無し。
救急車を呼んで、その方は病院に運ばれていきました。
もちろん、原因や色々なことは私達店員には知らされません。

うちの店はアルコールは置いていないカフェです。
そのお客様は、周りのお客様の話では、一人でパンのショーケース(?)の前に
立っていらっしゃったようです。
そして倒れる際に、ショーケースに置いてあるお皿が数枚、一緒に床に落ちたようです。

店員からは死角になる位置で、私達は全然気が付かなかったのですが･･･


お客様が倒れられて救急車を呼ぶというのは、時々あることなんです。
年配のお客様や、お酒を飲んだ帰りのお客様などなど･･･。

でも席に座った状態で･･･というものばかりで、通路で倒れられたのは初めてで、
人間って意識がなくなるとこんなに重いのかと驚きました。

お皿が割れた破片だらけの場所に寝かせておくわけにもいかず、ソファー席が近かったので
移動させたかったのですが、私一人で意識の無い成人男性を動かせるはずもなく･･･

そんな時、手伝ってくださったのは、女性のお客様。
それも、男性も女性もお客様は何人もいらっしゃった中の3人。

4人で頑張ってみるも、周りは破片だらけで、上手く抱えられず、もたもた･･･

そしたら、表の通りを歩いていた若い日本人と外国人の5,6名の男性グループが
わざわざ店に入ってきてくれて、ソファー席までそのお客様を運んでくれました。

タオルや氷などを用意している間にその方達は帰って行ってしまわれたのですが、
サラッとそういうことができる人って素敵だなぁと思いました。

そして、最初に手伝って下さった女性3名のお客様はベルトやネクタイを緩めたり、
テキパキと対処をして下さって、本当に本当にありがたかったです。


そうかと思えば、入り口近くだったので外からまる見えの場所だったとはいえ、
携帯で写真を撮ってる人がちらほら･･･
野次馬根性で『見たい！』と思うのはわからないでもない。
でも、写メールって･･･人間として最低の行為だなぁと思いました。

人間の本質ってこういう時に、本当に顕著に現れますよね。


久しぶりに書いた記事がこんな内容っていうのも、なんだかなぁとは思ったけれど、
書きたかったので

『見て見ぬ振り』も『野次馬根性』もどちらも、私も持っているし、
『関わりあいになりたくない』という気持ちももちろんある。
それに『自分ができることなんてない』と思うことも。
でも、少しでも何かできることがあるなら、手伝える人間になりたいと思いました。

･･･とは言っても、私も元は『関わりあいたくない』と思っている人間なので、難しいですが
でも、今日から少しずつでも意識改革していこうと思います