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カテゴリ:faith 信仰
タイトルの通り、クリスチャンである限り必ずぶつけられる質問ですが、Mixiで私の参加しているコミュでこんな話になっていたので少し皆さんとシェアしたいと思います。 私の信ずる神様は全知全能、絶対唯一の正義の神様です。一神教(monotheism) のキリスト教が信じているのがそのOmnipotent(全能)Omnipresent(偏在)Omniscient(全知)の神、というわけです。そんな神様が人間を創造して、さらに人間の存在目的が神を賛美し愛しそして神に愛されることであるというキリスト教の信仰に対して、もちろん題名のような疑問があがります。 そんなに神が全知全能で人間を創造し、愛し愛されるように計画したのならなぜこの世に悪が存在するのか。殺人、貧困、戦争、虐待・・・ 人間の憎しみ、心の傷によって起こる様々な悲劇をニュースで聴く度、神がいるのならなぜこんな悲しいことが起こるのか、納得がいかない。 だったらどうして神は私たちに、間違ったこと、残虐なこと、愚かなことをする能力capacityを与えたのか。どうして私たちをそのように創らなかったのか。 答えは自由意志にあります。 私はここに、世の中の“悪:負”の原因を見出します。 “愛する”という行為や正しい行為は、私たちがそうすることを「選ぶ」から、美しいのです。それがもし神様に、正しいことしかできないように最初からプログラムされていたら、そこには喜びもなにもありません。私たち人間、ロボットになってしまいます。 愛する人がいて、その人を自分だけを愛するように強制してしまっては、それは愛ではなくなってしまいます。 神様は、全て御自分の思い通りに私たちを動かすようにすることもできたはずですが、そこは全知全能の神様ですから、そんなのはつまらないと分かっていらっしゃったのでしょう。 そしてそうする力を与えてくれるのが他でもない神様自身なのだと思います。
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