カテゴリ:お出かけ
狂言を見て来ました…!
「陰陽師」で主役をやってた野村萬斎がお目当てですv でも正直陰陽師は稲垣吾郎のが一番カッコ良かった…狩衣姿がだけど(笑 でも野村萬斎は昔友達がべた褒めして超ハマッてたので興味があったんです。 狂言も「和コメディ」ということで面白そうだなと思ってたので。 両方に萬斎がでるのかなーと思ってたら、片方は別の人がメインでした。 でも野村一門のそのおじいちゃま野村萬之助氏は、とてもチャーミングでかわいらしい雰囲気(笑 演目は「萩大名」というものでした。 京都に出掛けた大名がいい庭を見に物見遊山に行くのですが、そこの庭の主が趣味人で、客には一首詠ませるという。そんな趣味のない大名に、お供の太郎冠者は「七重八重九重とこそ思いしが十重咲きいずる萩の花かな」という歌を先に教えるのですが、大名はどうしても覚えられない。そこで……というお話です。 正直、分かりやすく如何にも大爆笑、とはいかない感じです。 それでも、初心者向けの解説(なんと30分近く)と、随所にちりばめられた笑いがとても楽しく見る事が出来ました。 今でも忘れられないのが、椅子に座った大名が、爪先をちょこちょこちょこちょこと小刻みに動かして方向転換する仕草。 とぼけた顔のおじいちゃまがしてるだけにとても笑えるんです! それから衣装もかわいらしく。 裃姿なのですが、大名は紫に白抜きの槌車、太郎冠者は黄緑の裃で、前面が松葉、背中になんと並んだ団子みたいな鶴! とぼけた表情がすっごく可愛かったですv 中の着物もチェックっぽい格子模様だったり、幅の広い縞だったりでなんだかとても親しみやすい感じでした。 次の「棒縛り」はお待ちかねの萬斎氏。 いやあ、テレビで見るより美男子でしたよ(笑 品のいい育ちのいい利発なおぼっちゃまって感じです。 黙ってるとそんな感じですが、動き出すといかにもお笑いの間を掴んでるって感じでこれが面白い! ストーリーは、太郎冠者と次郎冠者が主人のいない間に盗み酒をするというので、出かける主人が太郎冠者を棒に縛り、次郎冠者を後ろ手に縛って出かけるというもの。勿論二人はその状態で盗み酒をしようとするのですが……(笑 狂言の場合最小限の小道具だけで全てを表現するので、実際に棒と縄で縛られている以外は全てパントマイム状態です。 しかしそれでも、口で言ってる効果音とか、表現してる仕草とかが面白い! 1話30分という時間がとても短く感じられました。 できれば夜の部も見たかったなあ……。 そして帰り際、なんと偶然にもゆゆさんとりくさんにお会いしました。 偶然にびっくり! そしてお茶に御一緒しました^^ 着物で憧れのキルフェボンへ。 ケーキが美味しかったですーv りくさんの宝尽くしの帯がとても素敵でしたv そしてゆゆさんのオク活用法にふむふむ…。 さりげない半襟の緑の差し色が素敵でした。この写真じゃ見えにくいですが…; この日のキモノは鳥かごと鳥柄の焦げ茶のキモノに、キモノノトリコ帯(白茶ダイヤ)&帯飾り、帯揚げと帯締めはピンクにしてアポロチョコ色コーデです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.28 23:27:09
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