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罪の声 / 塩田武士 【本】 グリコ森永事件は子供ながらに怖くて覚えている。 キツネ目の男の似顔絵とかすぐに思い浮かぶ。 事件を知っていても知らなくても読んで欲しいと思う! 昭和最大の未解決事件のその後を追う事になった文化部の記者阿久津が、真相を追ううちに記者らしくなっていく様や本当にやるべき事は犯人を捜すことでは無いのかも知れないと苦悩するところがとても引き込まれる。 犯人グループにも家族がいて、そこに行き当たるところでは両者ともに緊張が走り読み手にも伝わってくる。 読み終わった後も余韻が残り、しばらく頭から離れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 1, 2017 07:17:31 AM
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