普通な女の子の普通な日記

どうもできない。
私にはどうもできない。


「ごめんね」


けど、嬉しい気持ちというか、
「ありがとう」っていう気持ちは生まれたよ。

ただ、やっぱり私にはどうすることもできない。

『お前じゃなきゃダメなんだ』

そう言われて、理由を聞いてしまった私はダメな子だ。
理由を聞いてもどうにもならないのに。聞いてものすごくつらくなった。

『お前じゃなきゃ全てを見せられない。つうか、全部分かってるっていうか、
　俺普段まったく笑わなくなっちゃったんだ。
　俺がお前と話したり、一緒にいるときに
　あんなに笑ったり怒ったりできたのは、お前だからなんだって』

たぶん相当思い出を美化してる。
でも、彼が彼のいろんな面を私に見せてくれていたことは確かなんだと思う。

ほんとにいっぱい笑って、いっぱい喧嘩した。
いっぱい甘えて、いっぱい甘えられた。

昔の私だったら、そのメールを見てものすごい揺れたと思う。
けど、今の私はやっぱり揺れない。

『でも、お前には他に好きな人いるんだろうなぁって、
　いや、今彼氏いるんだろうなって思ってる。
　でもあえて言わないで！お前はこれだけ愛されてるんだから自信もって』

彼氏、いないよ。けど、やっぱりあえて言わない。
やっぱり戻ることはないから。
大好きだったけど、「大好き」ではないから。

でも、少しだけ「自信」をくれてありがとう。
こんなどうしようもない子にあったかい言葉をありがとう。

もしかしたら、彼の私に対する言葉は「嘘」かもしれない。
私をだますための甘い言葉かもしれない。

でも、彼はきっとそういうことを「私」にはできない。
もしこれでそうだったら、それこそあいつは悪魔になってしまう。

だから、きっと「本気」で言ってくれたんだと思う。

別れてから２年。。。もう２年もたったんだなぁ。