普通な女の子の普通な日記

あいのりコージの「俺はこの旅に後悔はない」っていう言葉が頭でグルグル。
後悔はないって告白できたコージは迷いがなくて、ほんとにまっすぐなんだろうな。

私はある決断をしたけど、「後悔はない」とは言い切れないや。
全然言い切れない。今だって後悔がないって言ったら嘘になる。

だって大好きなんだもん。それはそうそう変わらない。
大好きが恋愛感情かは分からない、そう思っていたけど。

恋愛感情も、友達的な感情も、いろんな感情含めて「大好き」なんだ。

ドキっとするようなトキメキなんてキラキラしたものはないけど、
それでも彼といるときの私はきっとピンク色だ。


でも、それでも、少し前の私みたいに、もう彼につっぱしることはできない。

それは今の不安定な距離感が私を大事にしてくれるんじゃないかって思うからで。
付き合ったらまた、私と二人でいるときに何もしてないっ怠けてるって
焦らせるような気がする。そしたらすごくすごく悲しい。

お互いに高め合うようなカップルって理想だと思うけど、
私たちはそうじゃない。

私はそれはそれで別にいいんじゃないかと思うけど、
彼はそうじゃない。私といると焦る。

彼にとって、頑張る時間と私といる時間はなかなか一緒にならない。
それは私にとってもきっと同じで。

それが二人でいる楽しさでもありダメなところだ。

もし、付き合っても彼はそのうちに私といることにまた罪悪感を覚えて
息苦しくなって、自分が嫌になって、どっかにいっちゃうんだ。



それに、距離を置いて、彼を大事だと分かったと同時に
他の感情だって生まれてしまった。
この感情だってなかなか消せるもんじゃない。

この前なんかのドラマで誰かが言っていたセリフ。
「時間は確実に流れている。」




でも、それでも、
頭の片隅から消えない言葉がある。
「好きだからもう一度やり直せないかな…」

断られるのが怖くて言えない言葉。
付き合った後のことを考えると言えない言葉。
言った瞬間きっと疑問符が浮かんでしまうこの言葉。

重すぎて、不安定で、音になんかならない。


「俺はこの旅に後悔はない」
そんなコージはやっぱりすごい。