376725 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

アヤノブの部屋

アヤノブの部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

アヤノブヒロ

アヤノブヒロ

カテゴリ

購入履歴

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2006年06月12日
XML
カテゴリ:おやじの子育て
プール熱(咽頭結膜熱)に注意!過去10年間で最も報告の多い状態!?

国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査から

咽頭結膜熱とは?
咽頭結膜熱は主にアデノウイルス3型(他に1、2、5、6型など)による、咽頭炎、結膜炎を主とする急性ウイルス性感染症である。発熱、咽頭炎(咽頭発赤、咽頭痛)、結膜炎(結膜充血、眼痛、流涙、眼脂)が3主症状であり、通常、潜伏期間が5~7日、有症状期間は3~5日と言われている。感染経路は主に飛沫感染、接触感染であるが、その感染力は強力であり、患者が触れたタオル、ドアの把手、エレベーターのボタン、階段の手すりなどを介して感染する場合がある。また、症状消失後も約1カ月間に渡って尿・便中にウイルスが排泄されると言われており、さらに無症状病原体保有者も存在する。そのため、予防対策の効果的な実施が容易でなく、毎年全国的に乳幼児施設や小児施設において集団感染がみられている。

2006年の発生状況は?
2006年は第3週以降、過去10年間と比較して最も報告の多い状態が続いている。
年齢別では5歳以下が全体の70%以上を占めて おり、7歳までが90%前後を占めているが、これは例年と同様である。
咽頭結膜熱は報告の多い状態が続いているが、今後夏季を迎えてさらに増加すると考えられるため、その発生動向には注意が必要である。
としている。
(参考:国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査 週報第20号
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/douko/2006d/20douko.html)

過去10年間で比較すると流行の兆しがあり、注意が必要だということです。
では、どうやって注意するか?予防法も同じ国立感染症研究所感染症情報センターに掲載されていました。

予防としては、
感染者との密接な接触を避けること、
流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどである。

消毒法に関しては
手指に対しては流水と石鹸による手洗い、および90%エタノ-ル、器具に対しては煮沸、次亜塩素酸ソーダを用いる。
ただし、エンベロープを持たないアデノウイルスにおいては、消毒用エタノールの消毒効果はエンベロープを持つウイルス(たとえば、ヘルペスウイルスなど)に比較すると弱いとされる。逆性石鹸、イソプロパノールには抵抗性なので注意を要する。7型による感染症では、心肺機能に基礎疾患を有する小児で重症化の危険性が高く、特に院内感染対策上重要である。

プールを介しての流行に対しては、水泳前後のシャワーなど一般的な予防方法の励行が大切であるが、ときにはプールを一時的に閉鎖する必要もある。

(参考:国立感染症研究所感染症情報センター:感染症の話 咽頭結膜熱、2003年第14週号
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_14.html)

ということです。
では、学校ではどういう扱いになる?

学校保健法における取り扱い
 学校保健法では、第二種伝染病に位置づけられており、主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とされている。ただし、病状により伝染の恐れがないと認められたときはこの限りではない。
(参考:国立感染症研究所感染症情報センター)

日曜日も娘とプールに行ってきました。流行の兆しといわれても具体的な予防策は、標準的なものですね。
外遊びやプール後の手洗い、うがいなどしっかり行ってもらうしかなさそうです。
7歳以下で9割を占めるそうですので、小学生以下の子を持つ親御さんは気をつけましょうね。
参考にある週報では、各都道府県の発生状況もありましたのでぜひ一度見てくださいませ。
また、感染症情報センターでは、小児の感染症など解説もあり参考になりました。

リンク大歓迎!がんばって発信します!?


チャイルド・リサーチ・ネットの相互リンク推奨いただきました。

チャイルド・リサーチ・ネット 推奨ブログ


人気ブログ
←役に立ったり、面白かったらクリックしてね。byアヤノブ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月12日 20時41分15秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X