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チャイルドシートの使用率49.4%!?ぐらぐらする幼児用シートは60.4%!?もう一度確認しましょ!
JAF(社団法人 日本自動車連盟)と警察庁が行なった,自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に、チャイルドシートの使用状況と取付け状況の全国調査から チャイルドシートの使用状況調査は、全国104箇所で12,925人の子どもを対象 チャイルドシートの取付け状況は、全国83箇所でチャイルドシート2,351台の正しい取り付けを確認したもの。 チャイルドシートの使用状況は? 6歳未満の使用率は49.4%(前年49.1%) 年齢別では、 1歳未満72.4%(乳児用シート) 1歳~4歳51.0%(幼児用シート) 5歳28.3%(学童用シート) チャイルドシートの取付け状況は? 正しい取付けは 乳児用シート(後ろ向き取付け)適正71.0% 主なミス エアバッグ付き助手席で後向き使用 22.6% 子どもの体格に合っていない 15.5% ハーネスの誤使用 7.7% 座席ベルトの通し方が不適切 6.5% リクライニングの調整不適切 5.8% 固定金具・クリップの不備 5.2% 幼児用シート(前向きに取付け)「ぐらつき度」適正39.6% 主なミス 座席ベルトでの締め付け不足 35.0% 固定金具・クリップの不備 17.6% ハーネスの誤使用 8.6% 座席ベルトの通し方が不適切 6.5% シートに置いただけ 4.1% 学童用シートで、体格に合ったシートベルトの取り廻し及び肩ベルトの位置、適正69.5% 主なミス 肩ベルトの位置が不適切 23.0% 座席ベルトの通し方が不適切 12.5% と続く (参考:JAF(社団法人 日本自動車連盟),警察庁:チャイルドシート使用状況全国調査(2006年)報告書,平成18年6月15日) ( http://www.jaf.or.jp/safety/data/pdf/crsdata2006.pdf) チャイルドシート使用率50%切るとはビックリしましたが,だんだん大きくなると面倒になるんですよね。なぜかというとまず自分のところで大きな事故はないだろうという誤解と錯覚ですよね。 では,チャイルドシート未使用や取付け不良が事故発生時にどう影響するかを知りたいところですが。 警察庁交通局が報告している平成17年度中の交通事故の発生状況の自動車の項では, シートベルト着用有無別の致死率では 運転席 着用/非着用 0.6% / 14.8% 助手席 着用/非着用 0.3% / 7.6% 後部席 着用/非着用 0.3% / 1.6% 自動車同乗中(6歳未満幼児)のチャイルドシート使用有無と取付け不良による状況は チャイルドシート適正使用 死者数5,重傷者数44,軽傷者数6,627,死亡重傷率0.73% チャイルドシート不適正使用 死者数2,重傷者数36,軽傷者数1,140,死亡重傷率3.33% チャイルドシート使用(適正+不適正) 死者数7,重傷者数80,軽傷者数7.729,死亡重傷率1.11% チャイルドシート不使用 死者数14,重傷者数91,軽傷者数4,829,死亡重傷率2.13% 「不適正使用」とは、事故によりチャイルドシートがシートベルトから完全に分離している場合、幼児等がチャイルドシートから飛び出した場合等。 (参考:警察庁交通局:平成17年中の交通事故の発生状況,平成18年2月23日) (http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu29/20060224.pdf) チャイルドシートを適正に使用すると死亡重傷率は不使用時に比べ3分の1になります。 ただしグラグラしているなど不適正な使用は死亡重傷率があがります。 このデータは1年間での死傷者数です。死者数とは6歳未満のお子さんが事故で亡くなったという痛ましい状態です。心より冥福を祈ります。 この数値を見て,うちでは起こらないだろうとか,今まで大丈夫だからとか,近所や知り合いでも発生したことがないから,といった考えは捨てて,今一度チャイルドシートの確認しましょうね。対向車が正面に突っ込んでくることもありますし,後悔しても始まりません。子どもの安全を守るのは親の責任です。子どもは親を信じて言うとおりにしてしまいます。 リンク大歓迎!がんばって発信します!? チャイルド・リサーチ・ネットの相互リンク推奨いただきました。 ↑役に立ったり、面白かったらクリックしてね。byアヤノブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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