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カテゴリ:おやじの子育て
妊娠中に母乳育児で育てたいお母さんは96%!?困ったことは、「母乳が不足ぎみ」が最も多く32%!?
うちのママもいよいよ臨月になっちゃいました。リンクさせて頂いているscarabeさんのところで母乳の話が載っていたので,ちょっと調べてみようと思いました。ママもお腹と足首をパンパンにしながら一緒に話し合っています。 厚生労働省:平成17年度乳幼児栄養調査結果の概要,平成18年6月29日から この調査は、全国の乳幼児の栄養方法及び食事の状況等の実態を調査し、母乳育児の推進、乳幼児の食生活の改善のための基礎資料を得ることを目的としたもので,2,722人を対象としている。 授乳期の栄養方法は、 生後1か月 母乳栄養42.4%,混合栄養52.5%,人工栄養5.1% 生後3か月 母乳育児38.0%,混合栄養41.0%,人工栄養21.0% 授乳について困ったこと 「母乳が不足ぎみ」が32.5% 「母乳が出ない」が15.6% 「外出の際に授乳できる場所がない」が14.9% また,生後1か月の栄養方法別では 母乳育児 母乳が不足ぎみ20.2% 外出の際に授乳できる場所がない18.5% 赤ちゃんがミルクを飲むのをいやがる14.1% 混合栄養 母乳が不足ぎみ44.7% 母乳が出ない19.5% 外出の際に授乳できる場所がない13.0% 人工栄養 母乳が出ない56.9% 赤ちゃんが母乳を飲むのをいやがる13.8% 母親の健康状態13.1% 母乳育児に関する妊娠中の考えは 母乳がでれば母乳で育てたいと思っていた52.9% ぜひ母乳で育てたいと思っていた43.1% であり、96.0%が母乳で育てたいと考えていた。 母乳育児に関する出産施設での支援状況 出産直後から母子同室だった17.3% 出産後30 分以内に母乳を飲ませた32.4% 欲しがる時はいつでも母乳を飲ませた52.9% と続く。 (参考:厚生労働省:平成17年度乳幼児栄養調査結果の概要,平成18年6月29日から) (http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/06/h0629-1.html) 母乳は,誰でも考えるが,母乳の出方や,母親の健康状態によって影響をうける。ということですね。 ママに聞いてみると,うちの娘の時は,出産後4日間は母乳でずに人工栄養,その後,混合栄養3ヶ月,花粉症の時期に,薬は飲んでいないが症状が強いこととおっぱいから血が出た!とのことで人工栄養で,花粉症が治まったらと考えているうちに母乳が止まったそうです。 こんどは搾乳器買うか!と考えているようです。 ところで,母乳育児に関する出産施設の支援状況って項目では,WHOとユニセフの共同声明である「母乳育児を成功させるための10か条」から3項目選んだそうです。 では「母乳育児を成功させるための10か条」ってどんなもの? 1989年に世界保健機構(WHO)とユニセフが共同で発表したもので,赤ちゃんを母乳で育てられるように、産科施設とそこで働く職員が実行すべきことを具体的に示した10のステップで構成されています。 「母乳育児を成功させるための10か条」 1 母乳育児推進の方針を文書にして、すべての関係職員がいつでも確認できるようにしましょう。 2 この方針を実施するうえで必要な知識と技術をすべての関係職員に指導しましょう。 3 すべての妊婦さんに母乳で育てる利点とその方法を教えましょう。 4 お母さんを助けて、分娩後30分以内に赤ちゃんに母乳をあげられるようにしましょう。 5 母乳の飲ませ方をお母さんに実地に指導しましょう。また、もし赤ちゃんをお母さんから離して収 容しなければならない場合にも、お母さんの分泌維持の方法を教えましょう。 6 医学的に必要でないかぎり、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう。 7 お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を実施しましょう。 8 赤ちゃんが欲しがるときは、いつまでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。 9 母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう。 10 母乳で育てるお母さんのための支援グループ作りを助け、お母さんが退院するときにそれらのグループを紹介しましょう。 WHOのホームページでは,それぞれの項目に対しエビデンスを示しています。 興味のある方は,ぜひご一読を (参考:World Health Organization:Evidence for the Ten Steps to Successful Breastfeeding,1998) (http://www.who.int/child-adolescent-health/New_Publications/NUTRITION/WHO_CHD_98.9.pdf) ちなみに日本母乳の会では,このエビデンス集を翻訳し日本語訳し発行しているようです。 じゃあ日本で母乳育児のしっかりしている施設は? WHOとユニセフでは,母乳育児を成功させるための10カ条」を尊守し、実践する産科施設を「赤ちゃんにやさしい病院」:Baby Friendly Hospital(BHF)として認定することになりました。日本国内では40施設が認定されているとのこと。 北海道 勤医協札幌病院(http://www.satsubyo.com/mezasite/mezasite.html) 総合病院北見赤十字病院(http://www.kitami.jrc.or.jp/) 旭川医科大学医学部付属病院(http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/circu/) 東北 黒川産婦人科医院(http://www.morioka-med.or.jp/sanhujinka/sa-kurokawa.htm) 東北公済病院(http://www.tohokukosai.com/bfh/) 山形市立病院済生館(http://www.saiseikan.jp/index.php) 関東 日本赤十字社医療センター(http://www.med.jrc.or.jp/) 宇津野医院(http://homepage3.nifty.com/utsuno-clinic/) 横浜市立大学医学部附属総合医療センター(http://www.urahp.yokohama-cu.ac.jp/index.html) 中部 石井第一産科婦人科クリニック(http://www7.ocn.ne.jp/~babyf/unigif.html) 杉田産婦人科医院 高田医院(http://www.takadaiin.com/bfh/bfh.htm) 西川レディースクリニック(http://www.nlc.or.jp/top.htm) 山田産婦人科(http://www.yamada.or.jp/index.htm) こぎそレディースクリニーク(http://www.gokiso.or.jp/home.htm) 上田市産院(http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ht/sanin/index.html) 北陸 あわの産婦人科医院(http://www.awano-clinic.com/) 富山県立中央病院(http://www.tch.pref.toyama.jp/bfh/) 済生会高岡病院(http://www.takaoka-saiseikai.jp/bonyu/baby.html) 関西 笠松産科婦人科・小児科(http://www.kasamatsu-sanfujinka.or.jp/) 国立病院機構三重中央医療センター(http://www.hosp.go.jp/~nmch/) 加古川市民病院(http://www.city.kakogawa.hyogo.jp/hospital/etc/bfh.htm) 中国 国立病院岡山医療センター(http://www.hosp.go.jp/~okayama/) サンクリニック(http://www.sunclinic.org/top.htm) 梅田病院(http://www.umeda-hospital.or.jp/) 鳥取県立中央病院(http://www.pref.tottori.jp/chuoubyouin/bumonsyoukai/kangokyoku/BFH/top/) 吉野産婦人科医院(http://www.yclinic.jp/) 四国 くぼかわ病院(http://www.inforyoma.or.jp/kubokawa-hp/index.htm) 九州 聖マリア病院 (http://www.st-mary-med.or.jp/site/view/index.jsp) 森下産婦人科医院(http://www.morishita-mc.com/) 産科婦人科愛和病院(http://www.aiwa-hospital.or.jp/milk.htm) 国立病院機構長崎医療センター(http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/) 井上産婦人科(http://www.bfh-inouesankafujinka.jp/main.htm) くまがい産婦人科 (http://www.kumachan.info/) ゆのはら産婦人科医院(http://www.yunohara.jp/index.html) 熊本市立病院熊本産院(http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/iryou/sanin/) 熊本市立熊本市民病院(http://www.cityhosp-kumamoto.jp/yasashii.html) 内野産婦人科医院(http://www.uchino-clinic.jp/) (参考:日本母乳の会) だそうです。 分娩数では,日本産婦人科学会から,平成16年度の分娩数上位30位の大学病院,私立病院,関連病院が発表されていましたが,赤ちゃんにやさしい病院も上位にちらほらみられます。 (参考:日本産婦人科学会:分娩数全国上位30施設,平成18年6月5日)(http://www.jsog.or.jp/news/pdf/bunbensuuTOP30.pdf) うちのママが行っている病院では,赤ちゃんにやさしい認定病院ではありませんでした。まあ,不妊治療の延長線上でそのまま,その病院で産むそうですが,一応,母子同室みたいです。 ということで,しばらく母乳育児を追っていこうかなと考えています。 今日は娘とバトミントンやったので,内腿がすでに筋肉痛です。初めてとのことで,1回打つたびにポトン。拾う。打つたびにポトン。疲労。バトミントンというより屈んで痛くなったかも!? しばらくつき合わされそうです。ダイエットにいいかもね。 リンク大歓迎!がんばって発信します!? チャイルド・リサーチ・ネットの相互リンク推奨いただきました。 ↑役に立ったり、面白かったらクリックしてね。byアヤノブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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