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2006年09月17日
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学校の不適切な動物飼育が子どもを傷つける!?学校の動物飼育はどんな意味を持つの?

学校の動物飼育って、どんな意味があるのかしら?もう四捨五入すると40歳になるのにそんな疑問考えたことありませんでした。

今日たまたま、webを検索していたら、
全国学校飼育動物獣医師連絡協議会の学校飼育動物を考えるページ
(http://www.vets.ne.jp/%7Eschool/pets/)
に流れ着いたんですが、普段だったら学校飼育?ふーん、と流してしまいますが、何故か今日は読み耽ってしまいました。

次の子どもと動物の心のふれあいの一文が心に響きました。

「田無市の中学校で背骨を折ったウサギを、先生がついた生徒達が動物病院に連れてきた。獣医師は、このウサギはもう歩けず排泄も人がさせなければならないので、特定の飼い主がいてもとても世話が大変なの事を話した。彼女たちは覚悟をして出来るだけウサギを看護したが、ウサギは日に日に痩せて弱り(筋肉の萎縮もあり、そう見えた) 肢を引きずるため皮も傷ついてきた。
後日、彼女たちは、自分たちの世話をしたいという欲望のために却ってウサギを苦しめていると、獣医師に涙ながらに安楽死を頼んだ。
彼らにとっては、つらい体験だったが皆で心を揺さぶられ、真剣に悩み結論を出した。得がたい経験をした。」

というものでした。まだ中学生なのに安楽死の選択をしなくちゃならない!なんてつらい体験しなくちゃいけないの!と思いました。そして私も心を揺さぶられました。
おやじになったからか、このような話を読むと涙を抑える努力が必要になってきました。

さらにそのサイトでは、こんな警鐘をしていました。

今、学校の動物たちが子供たちの心を傷つける 
「昔は、子どもたちは動物と一緒に遊び育っていたが、家庭で動物を飼うことが減り、子供たちに、人間以外の存在を教え、物言えぬ小さな弱い者への思いやりの気持ちを培うために学校で動物を飼育している。
しかし、大人が動物の習性を解らずに、また愛情を示せないまま動物を扱い、飼育が子どもたちの心の成長に役立たないことが見られる。
 優しい子供たちは、動物を大事に扱わない先生方を深く恨んでしまうか、又は動物を知らない子供たちは、動物とはこの程度に扱えば良いのだと思いこみ、弱い存在への思いやりの気持ちを育てられないまま大人になってしまうことが心配されています。
 保護者も交えて子どもに良い影響を与える動物飼育体験を用意したいです。
 先生にも、動物を可愛いと思えるゆとりが大事です。」

(参考:全国学校飼育動物獣医師連絡協議会 学校飼育動物を考えるページ:今、学校の動物たちが子供たちの心を傷つける
(http://www.vets.ne.jp/%7Eschool/pets/)

確かにいろいろ問題点はあるようで、先生たちが動物の正しい飼育方法を知らない。愛情をもって接しない。動物が死んだら新しい動物を確保する。飼育動物用の治療費は予算組みされていない。
などなどありまして、考えてみれば子どもがペットを飼うと、親のように喜んで世話しますよね。というより親そのものになってしまう。
もし自分の子どもが不当な扱いを受けていたり、治療もできなくてただ見守るばかりだったり、そんな状態だったら、おかしくなっちゃいますよね。
そこまで、動物に愛着をもてない子どもは、こんなものか、と命の貴さをうまく汲み取れないかもしれません。
まだ、がんぜない子どもの心は非常にナイーブ。間違った方法で動物飼育することは、子どもの心を傷つけてしまうことがよくわかりました。
学校飼育の問題点を読んでいると、児童虐待で問題になっている点と共通しているみたいにだなと思いました。

もうちょっと詳細を知りたい方は
(社団法人 日本獣医師会:日本獣医師会学校飼育動物委員会報告「学校飼育動物活動の推進について」,平成17年5月)
(http://ippan.nichiju.or.jp/info/17070701.pdf)
が参考になりました。

そういえば、以前、娘が「学校で飼っている○○が死んじゃった~」と悲しんでいた記憶があります。
すでに○○に入る動物も忘れてしまう始末!
きっと適当な言葉を返してしまっただろうな。
本人は深く傷ついたかも・・・なにしろ自分の子どもが死んじゃったのに親が悲しまないってことと同じですものね。
今となっては、海より深く反省しています。

でも今日からは動物飼育の話を読んだので、心から娘を慰めることができそうです。
あれ、これは自分が動物飼育に育まれていますよね。
うーん動物飼育はおやじにも効くのか!恐るべし。親の参加も有効かもしれませんね。

さて、いつかは自分が突然死や事故でなければ、治療の継続か、ナチュラルコース(積極治療の中止)かを子どもに選択してもらわなければならない時が来るでしょう。
子どもには、なるべくなら、つらい選択をさせたくないですよね。
あらー、自分の親もまだ二人とも健在だったわ。自分がこれからつらい選択しなくちゃいけないのですね。
両親には、長生きしてもらって、なるべくつらい思いは先送りさせて欲しいものです。


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最終更新日  2006年09月18日 01時13分33秒
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