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2006年10月17日
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カテゴリ:おやじの子育て
おたふくかぜが流行しているって?どう防ぐ!?アヤノブの部屋

みなさんお久しぶりです。
先週の土日から2日間のセミナーがあって、今回アヤノブが実行委員長だったものですから、10月に入ってからは仕事そっちのけでセミナー準備にかかっていました。
今回、偉い先生ばっかりに講演を頼んじゃったもので、まあ普段、使わない気を使うこと使うこと、ぐったりしてしまいました。
月曜からは、国と都の立ち入り検査の準備に大忙し!明日が本番ですが、やっと一段落しました。

さて、流行性耳下腺炎(ムンプス)いわゆるおたふくかぜが2002年以降で最大の流行になりそうとのことです。

国立感染症研究所感染症情報センターIDWR(感染症発生動向調査 週報)第39号ダイジェスト版から

流行性耳下腺炎の1982年以降の週別定点当たり報告数をみると、1980年代は3~4年周期で大きな流行を繰り返していたが、1990年代はピークが低くなり、2000年代に入るとピークがやや高くなる傾向にある。これは、MMRワクチンを含めたムンプス関連ワクチンの接種率に関係しているものと思われる。2000~2005年の年別累積報告数をみると、2004年、2005年と2年連続して増加がみられているが、2006年についても、第39週までの累積報告数は163,678と、2005年の同時期(135,422)を大きく上回っており、2002年以降では最多である。過去10年間との週別比較においても、そのことが推測される。

(参考:国立感染症研究所 感染症情報センター:IDWR(感染症発生動向調査 週報)第39号ダイジェスト版,2006年10月16日)
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/douko/2006d/39douko.html#chumoku)

では、おたふくかぜ、流行性耳下腺炎(ムンプス)ってどんなもの?

 流行性耳下腺炎(mumps)は2~3週間の潜伏期(平均18日前後)
片側あるいは両側の唾液腺の腫脹を特徴とするウイルス感染症であり、通常1~2 週間で軽快する。最も多い合併症は髄膜炎であり、その他髄膜脳炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎などを認める場合がある。

疫 学
 (中略)流行性耳下腺炎は我が国でも毎年地域的な流行がみられており、1989 年の流行までは3~4年周期で増減が見られていたが、同年のMMR ワクチンの導入により、1991年にはサーベイランスが始まって以来の低い流行状況となる。1993年にMMRワクチンが中止されたこともあり、1994年以降3~4 年周期で患者の増加が見られる。
 報告患者の年齢は4歳以下の占める割合が45 ~47%であり、0歳は少なく、年齢とともに増加し、4歳が最も多い。続いて5歳、3歳の順に多く、3~6歳で約60%を占めている 。

接触、あるいは飛沫感染で伝搬するが、その感染力はかなり強い。ただし、感染しても症状が現れない不顕性感染もかなりみられ、30~35%とされている。
合併症としての無菌性髄膜炎は軽症と考えられてはいるものの、症状の明らかな例の約10%に出現すると推定されている。思春期以降では、男性で約20~30%に睾丸炎、女性では約7%に卵巣炎を合併する。また、20,000 例に1例程度に難聴を合併する。

予防はどうすればいいの?

効果的に予防するにはワクチンが唯一の方法である。
有効性については、接種後の罹患調査にて、接種者での罹患は1 ~3%程度であったとする報告がある。接種後の抗体価を測定した報告では、多少の違いがあるが、概ね90%前後が有効なレベルの抗体を獲得するとされている。
 ワクチンの副反応としては、接種後2週間前後に軽度の耳下腺腫脹と微熱がみられることが数%ある。重要なものとして無菌性髄膜炎があるが、約1,000~2,000人に一人の頻度である。
患者と接触した場合の予防策として緊急にワクチン接種を行うのは、あまり有効ではない。患者との接触当日に緊急ワクチン接種を行っても、症状の軽快は認められても発症を予防することは困難であると言われている。有効な抗ウイルス剤が開発されていない現状においては、集団生活に入る前にワクチンで予防しておくことが、現在取り得る最も有効な感染予防法である。

学校での取り扱いはどうなる?
流行性耳下腺炎は第二種の伝染病に属する。
登校基準は、耳下腺の腫脹がある間はウイルスの排泄が多いので、腫脹が消失するまで出席停止とする。
(参考:国立感染症研究所感染症情報センター 感染症情報センター:感染症の話2003年第35週号(2003年8月25~31日)
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_35.html)

おたふくかぜって、やってないと困りますよね。子どものときより大人のときの方が合併症の影響が強そうです。母親に聞くと確かにやっているとのことですが・・・・
予防法はワクチンだけとのことですが、上の娘の時は、まだおたふくのワクチンは無料で2歳で摂取したのですが、なんと4歳のときに片側の耳下腺炎になりました。先ほどの報告だとワクチン接種者では3%!症状は軽かったのですがね。
これから幼稚園や保育園などの集団生活を開始するお子さんがいらっしゃったら、一度考えた方がいいのかもしれませんね。
では、またぼちぼち始めていきますね。


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最終更新日  2006年10月17日 22時26分55秒
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