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2006年10月25日
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カテゴリ:おやじの子育て

子どものいじめ、自殺をどう防ぐ!?

最近、忙しくってあまりニュースも見ていなかったのですが、いじめによる自殺ってまことに痛ましい事件が発生していますね。
親としては、事故や自殺だけはなんとしても避けたいものです。
ということで、いじめをする、いじめを受ける、自殺するなど防ぐにはどうすればよいか?
ちょっと調べて考えてみました。

いじめはどのくらい発生するの?

文部省の報道資料では、
平成17年における公立学校のいじめの発生件数は,20,143件
小学校5,087件,中学校12,794件,高等学校2,191件。
いじめが発生した学校数は,小学校2,579校,中学校3,538校,高等学校1,223校
小学校11.3%,中学校34.6%,高等学校30.0%で発生している。

いじめの多い学年は何年生?
小学校1年生 男子139,女子88
2年生 男子192,女子124
3年生 男子310,女子256
4年生 男子485,女子435
5年生 男子684,女子737
6年生 男子840,女子797
中学校1年生 男子3,298,女子2,669
2年生 男子2,821,女子1,930
3年生 男子1,279,女子797
高校1年生 男子1,047,女子308
2年生 男子484,女子149
3年生 男子132,女子71

と小学校高学年になるにつれ増加し中学校1年生をピークに徐々に減少する。

いじめはどんな方法?

小学校では
言葉での脅し26.6%
冷やかし・からかい44.6%
持ち物隠し10.6%
仲間はずれ29.3%
集団による無視8.6%
暴力をふるう21.1%
たかり2.2%
お節介親切の押し売り2.1%
その他6.7%

(参考:文部省:生徒指導上の諸問題の現状について(概要),2006年9月13日)
(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/09/06091103.htm)

いじめの原因、動機はなに?

平成17年のいじめに起因する事件の原因、動機は

いい子ぶる、なまいき27.0%
よく嘘をつく11.7%
仲間から離れようとする9.2%
力が弱い・無抵抗27.3%
態度動作が鈍い11.3%
肉体的欠陥がある3.4%
非行や規則違反などを知って1.2%
すぐに泣く1.5%

(参考:警察庁:平成17年度中における少年の補導及び保護の概況,平成18年10月6日)
(http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen31/20061006.pdf)

だんだん気分が沈んでまいりました。調べているだけで気が滅入ってきます。
原因はだいたい理解できましたので、子どもにはある程度説明できるとは思いますが、動作が鈍いとか、肉体的欠陥がある人をからかっちゃいけませんよなんて、当たり前すぎてどう説明すれば言いか考えちゃいますね。でも実際にこのような原因で起こっていることを伝えていこうと思います。
ということで、発生を防止する対策は大体見えましたが、もし自分の子どもがいじめを受けたとか逆にいじめをしていると発見するにはどうしたらいいのかしら?
今度は発生時の対策ですね。もし子どもがいじめを受けていたら親としては可及的速やかにこれを発見していじめた子どもをぶん殴りに出かけなければ・・・ではなくていじめを回避しなくてはいけません。殴りに行くのはもちょっとあとでも可能です。まずはいじめを回避してその後に発生する最悪の事態である自殺を予防しなければなりません。
書いててつらいけどがんばりましょう。
また、自分の子どもがいじめをしている可能性もあります。ゼロではありません。先入観はこの際捨てていきましょう。

なんかいいのないかなあと探していたら、北海道の教育委員会でチェックリストがありました。役に立つなら何でもするぞ!

このサイトでは、児童生徒のいじめや不登校等の問題行動を未然に防止するためには、児童生徒が発する心のサイン(前兆行動)を敏感に受け止め、状況を的確に把握するとともに、個々の事例に迅速かつ適切に対応していく必要があります。としていまして、前兆行動の事例ごとにチェックリストが作成されています。
ここでは、加害的な行為を起こした子どもの前兆行動例(いじめる側)、被害的な行為を受けた子どもたちの前兆行動例(いじめられる側)、自殺の心配のある子どもたちの前兆行動例について、学校での様子、家庭の様子にわけてリスト化しています。

たとえば、
被害的な行為を受けた子どもたちの前兆行動例では、
家庭内での様子として、
朝、頭痛や発熱などを訴える。
朝、トイレから出てこない
学校のことを話さなくなる
いじめの被害などを話題にする
明るさが次第になくなる
転校したい、生まれ変わりたいと言う
など
(参考:北海道教育委員会:児童生徒の発する心のサインを敏感に受け止め、適切に指導するために
(http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kak/sign_index.htm)

今日、夕飯食べた後に娘と一緒に読んでみました。

被害を受けた子どもたちのサイン、自殺の心配のある子どものサインを見ていただくとわかりますが、ただ悲しくなり居たたまれなくなります。読んでいると小さく震えてきます。こんなサインがでたらわかるだろうとも思いますが、実際に日常生活では気がつくかなあとも思いました。
もちろん親子のコミュニケーションが重要だとは思いますが、学校と言う閉鎖社会の集団生活のなかでどんな生活を送っているか実際のところは本人しかわからないですよね。
特に男親なんて娘にとっては相談相手というより遊び相手感覚ですもの(うちの場合ですが)。
母親の比重は大きいですよね。うちは娘だからなにかと相談していますが、男の子なんて、自分のときを考えると、高学年になるに従って母親と話すことはなにかと恥ずかしく思える年頃でした。それだけに男の子はサインを送っていてもわかりにくいでしょうね。

娘には、心配はないとは思いましたが、「自殺は一番してはいけないこと。自分を殺すくらいなら相手を**しなさい。パパも一緒にいって**してあげるからね。」とあまり人様の目にはさらせない内容を伝えました。本当は命の尊さや自分は大切にされていることをうまく伝えたかったのですが、つい自分の本音が出ちゃいまして興奮して過激に・・・。自分の子どもには被害を受けたり与えたりはさせたくないですよね。ほーんと今日は沈んじゃいました。



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最終更新日  2006年10月26日 01時48分11秒
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