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カテゴリ:おやじの子育て
ふんぞり返って座ると腰に負担をかけない!?
赤ちゃん育てているお母さんたちって、腰痛が悩みの種だそうですね。 ママも子育てで腰に負担がかかりコルセットやシップ貼っていました。 なんかいい方法ないかなあと探してみると、 厚生労働省の広島労働局に腰痛の防止のためにというサイトがありました。 職場の作業中の腰痛予防を目的としたものですが、子どもの重量物、毎日の上げ下げは正しい姿勢や正しい方法で行なった方が予防になると思います。 作業姿勢、動作 できるだけ身体を対象物に近づけ、重心を低くするような姿勢を取る。 床などから荷物を持ち上げる場合には、片足を少し前に出し、膝を曲げ、腰を十分に降ろして荷物をかかえ、膝を伸ばすことで立ち上がるようにする。 腰をかがめて行うときは呼吸を整え、腹圧を加えて行う。 荷物を持った場合には、背を伸ばした状態で腰部のひねりが少なくなるようにする。 椅子に深く腰を掛けて、背もたれに十分に当て、足の裏全体が床に接する姿勢を基本とする。 膝や足先を自由に動かせる空間をとる。 ときどき立ち上がって腰を伸ばすなど姿勢を変える。 他に作業前体操などもありました。 (参考:厚生労働省広島労働局:腰痛防止のために)(http://www.hiroroudoukyoku.go.jp/contens/kijyun/contens/kenkoujyouhou/youtuu/youtuu_top.html) 座るときって、体と太ももは90度が正しい姿勢と思っていましたが、こんな研究報告がありました。 身体と太腿の角度が135度になるような姿勢で腰掛けることが、生体力学的に最良の座位である。 研究者は、22人の健康なボランティアを対象として、positional MRIを使用した。 患者は、体が前に背中を丸めているうつむいている位置、直立した90度座った姿勢、足が床に残る間、患者が135度、後ろに寄りかかる「リラックスした」位置3つの姿勢をとった。 重さを含んだ重圧が脊柱に置かれるとき、脊髄ディスク運動が起こる。ディスク運動は、90度直立した座った姿勢で最も多かった。135度姿勢で最も少なく、少ない重圧が脊髄椎間板にかかり、よりリラックスした座った姿勢において筋肉と腱を結びつけていることを示した。 「前かがみ」は脊髄椎間板の高さが明らかに縮小した。 (参考:RSNA Press Releases:Aching Back? Sitting Up Straight Could Be the Culprit .November 27, 2006) (http://www2.rsna.org/pr/target.cfm?ID=294) 座るときは135度ですか。ふんぞり返っているようで職場ではちょっと難しいかしら。 これからは座るときは135度していきましょうっと。 腰痛は心理的なサポートが有効! バイオフィードバック、リラクゼーション法、認知行動療法などの心理学的介入は腰痛の軽減を目的とした従来の治療法よりはるかに有効となりうることが報告されています。 バイオフィードバックでは、心拍数や筋緊張などの身体機能のコントロールを学ぶことができる。認知行動療法では、疼痛に対処するために考えて行動する方法を知ることができる。 メタ解析で対象とした22の試験は、1982年から2003年の間に報告が行われたもので、慢性腰痛(3カ月以上持続するか、または3カ月間にわたる頻回な疼痛再発)の患者のみが参加しているもの。 疼痛の持続期間を報告した研究13件では、平均持続期間は7年半。 心理学的介入として、催眠、バイオフィードバック、リラクゼーションなどの自分で行う方法、認知行動療法やカウンセラーが継続的にサポートする他の方法がある。 疼痛関連の12項目が検討された。その項目には、疼痛の強度、疼痛による支障、抑うつ、医療サービスの利用、健康関連QOLが含まれる。 心理学的介入は疼痛強度を低下させるのに極めて有効であることが示された。健康関連QOL、仕事関連の能力障害、抑うつにも有意な改善が認められた。 (参考:Hoffman, Benson M,etal:Meta-Analysis of Psychological Interventions for Chronic Low Back Pain. Health Psychology. 2007 Jan Vol 26(1) 1-9) (http://content.apa.org/journals/hea/26/1/1) あまり聞きなれないバイオフィードバックってナンですか? 私たちの心身は外界からの刺激に反応して時々刻々変化しています。外部に向けては筋肉を動かしてそれに反応するとともに,内部では自律神経系や内分泌機能などを通じて体内環境を適切に調節します。ただ,その多くは無意識的に操作され,意識にのぼってくるのはごく一部です。したがって,体内状態を意識的に変化させる事態や必要性は,日常ではほとんどありません。そのため,私たちの体内状態を変化させることは意識とは無縁であると,長らく信じられてきました。たとえば,自分の体温を意識するだけで変化させることなどは不可能であると思われてきました。 ところが,このような体内状態を適切な計測器によって測定し,その情報を画像や音の形で自身が意識できるよう呈示することにより,従来制御することが不可能であると考えられてきた諸機能を意識的に制御することが可能であることが分かってきたのです。 このように,意識にのぼらない情報を工学的な手段によって意識上にフィードバックすることにより,体内状態を意識的に調節することを可能とする技術や現象を総称して"バイオフィードバック"とよびます。 バイオフィードバックはすでに多くの分野で応用されています。まず,医療の方面で,気管支喘息,高血圧,不整脈,頭痛,てんかん,手足の冷え,過敏性腸症候群,円形脱毛症, 自律神経失調状態など種々の病態の治療やその予防に用いられています。また,日常の心身の状態を快適に保っておくための,健康増進面でも有用であることが判明しています。さらに,競技を前にした運動選手の心身の管理や精神集中の役にも立っています。また,脳血管障害後のリハビリテ-ションや失禁予防にも有用であり,間もなく日本が直面する高齢化社会における福祉面でも大きな期待が寄せられています。 (参考:日本バイオフィードバック学会:バイオフィードバックとは) (http://wwwsoc.nii.ac.jp/bf/index.html) 心理的サポートですか。リラクゼーションって行動療法とか系統的脱感作とかかな。 腰痛も奥が深いですね。 バイオフィードバックは機械が必要なので自分ではできませんね。 リラクゼーションと135度ですわり、作業は気をつけて行なうことが予防になるのかな。 ←役に立ったり、面白かったらクリックしてね。byアヤノブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月21日 23時43分02秒
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