本日の日経新聞「春秋」を読んでいて深くうなづいてしまった。
春秋(4/6)
東京・新宿の都庁から官庁街の虎ノ門までの約8キロを、最も速く移動できる手段は何か。都市計画の専門家らが実験した。1位は自転車で所要時間は地下鉄やタクシーの半分ほど。一事で速断はできないが、都市交通を担う有力な一員であることは間違いない。
▼日本は保有台数で世界第3位の自転車大国。街をのんびり走るポタリング、通勤に愛用するツーキニストなど楽しみ方も広がってきた。悩みは専用道や駐輪施設の整備が進む欧米に比べ、なお位置づけがあいまいな点。車道は違法駐車に遮られ、歩道の自転車レーンも看板などで走行しにくいことがしばしばだ。
▼子供の脇を駆け抜けるなどマナー欠如の自転車乗りがいるのも確か。しかし健康・環境への影響を考えれば、都市交通に組み込まない手はない。オランダの駅で修理人が常駐する巨大駐輪場を見たことがある。飲食店経営もいいが、公益性の点ではこれこそ駅らしい空間活用法だと感じた。
▼「邪魔者扱い」が続くのは経済産業省、国土交通省、警察、自治体など複数の役所にまたがる問題だからとの声も。こんなときこそ政治の出番。2大政党の党首が近く交代する。憲法など「大きな問題」もむろん大事だが、家族、生活、地域社会など身近な問題に、政治家や政党の本質が意外に表れる。注視したい。
ほんとほんと!
私は毎日、家から駅まで自転車で10分。
時間がないし、朝6時歩行者がほとんどいないから、
商店街の歩道をけっこう飛ばしていくんだけど、すごい振動。
歩いていたら気づかない、マンホールや街路樹の根っこが飛び出していたり、
道路がデコボコ。
車が走ってないときは、車道を走ることもある。
振動が少ないから、もっとスピードが出せて通勤時間が短縮される。
もっと自転車に優しい道路にして欲しいなあ。と常々思っていたところ。
政治家・政党のみなさん&中田横浜市長、自転車優遇措置をよろしくお願いします!