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カテゴリ:友達と過ごしました!~グルメ~
「しょうらいのゆめは、くのいちか、ふけいさんです。」
強い女、戦う女ってかっこいい♪ 小学校まで、私はそう思っていた。 三重県四日市に住む祖父母のところに行っては、 上野の忍者屋敷に何度も連れて行ってもらった。 すばやい動き、からくり、そしてあの覆面に衣装。 とっても憧れて、 中学三年生のとき、文化祭で教室に忍者屋敷を作った。 ダンボールで壁を作って、 掛け軸をかけて、その裏の壁に穴を開けて、 隠し通路をつけたり、雪隠を作ったり、 格技場から畳を借りて敷き詰めたり、 他のクラスがまじめに模造紙に調べたことを展示するか、 劇をするか、といった中で、 アトラクションを作った。 文化祭の出し物の人気投票で、わがクラスは一位を取った。 それくらい忍者大好き!の私。 このレストランは是非行きたいと狙っていたが、 なかなか行く機会が無かった。 でも、ついについに、 オレゴンに留学したときの友達が、 結婚祝いにご飯食べよう、どこか行きたいところある?って、 誘ってくれた! ちょっとお高いことを知っていたので、 普通の飲み会ではこられないなあ、と思っていたので、 お祝いしていただけるとのこと、 甘えて、リクエストしてみたところ、行けることになりました! わぁい! 店の位置は知っていたので、地図を見ずに 建物に入って行ってみたら、あれ?入り口がない。 おかしいな、位置的にはここで間違いないのに。 ・・・と、外に出たら、 あらら、今、通りすぎた道の黒い壁に暗い穴があって、 そこから入るんだった。 まず店の入り口からしてわかりにくくしてあって、 道に迷わない、方向感覚には自信のある私が、 欺かれた!さすが。 店に入ると、受付のお姉さん=くのいちがいた! 周りは全部板が張られた壁。 どこが入り口かわかんない・・・。 やたらと丁寧に対応してくれて、 大きな声で「姫、ごあんなーい!」と叫ぶと、 忍者が二人、突然壁が開いて出てきた。 ちょうちんをともして、席まで案内してくれるそう。 「姫!お気をつけください!」 うはは!姫だって! かなり受けたが、一人だったので、笑いすぎないよう耐えた。 またもや思わぬところの壁が開いて、 進んでいく。 忍者の若者くんが、手すりがあるとか足元気をつけてとか、 頭を気をつけて、とか、 丁寧にいろいろ教えてくれる。 左手に忍者の修行をする滝が見えたり、 足元を水が流れているので、忍法を唱えると、 水の向こうの壁が手前に倒れてきて、橋が出来て、 わたった。 右へ左へ曲がりくねって、ようやく席に案内された。 「姫、長い修行の旅、お疲れ様でした。」 食事は、ネーミングが工夫してあって、 ちょっと長い名前でぴんとこないのが難だが、 忍者ならではのネーミング面白かった。 料理は和風の創作料理。 これはネギトロをご飯で巻いて、その周りに刻み海苔。 からしマヨネーズをちょっとつけて・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月21日 22時47分22秒
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