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カテゴリ:自分磨きをしました!
丸ビルの慶應シティキャンパスで、交渉学の講演会を聞きました。
講師は、慶応大学法学部教授 田村次朗氏。 交渉は、その場の目的だけではなく、 その奥にあるミッションを大切にしなければならない。 ミッションとは、お互いが幸せになること。 Y課長もそう言っていた。 心が戦闘モードになりがち。 そう、最初から構えてしまう。 負の気持ちは伝染するから、気をつける。 相手が負の気持ちだったら、相手の意見をよく聞くこと。 相手の気持ちを鸚鵡返しに繰り返すだけでも、 相手は落ち着いてくる。 どうしても感情的になってしまうのであれば、 クールオフの時間を取ることも必要。 父もY課長も、Kさんもそう言っていた。 合意することが目的ではない。 こちらの本意でなければ、合意しないことも大切な選択肢。 自分にとって不利になる条件を飲まなければならないのなら、 お互いが幸せになれないのなら、 引き返す勇気が必要。まだ間に合う。 理想は、お互いにブレストすること。 手の内を出し合い、お互いにとって、周囲にとってベストな方法を見つける。 相手の意見の表面だけでなく、その背景にある、 どういう気持ちで、どういう事情でそういうことをいうのか、を考える。 父もそう言っていた。 生い立ち、おかれている立場、環境など、なるべく情報を集める。 相手から聞き出す。こちらも正直に話す。 リスクは双方で引き受ける。リスクもマネージメントする。 そして、BATNAが大切。 この交渉相手以外の交渉相手や手段を用意する。 代替案を用意しておくことで、自分の立場をしっかり保つことができる。 実際にその代替案を行使するかは、別問題。 ・・・代替案を用意しておこう。 相手が強気でも屈してはいけない。 強気、弱気という二元的考え自体が誤っている。 論理的に、客観的に。 いわゆる駆け引きに使う交渉術 (ふっかけたり、無茶なことを言ったり、今後のお付き合いを振りかざしたり) は、知識としては知っていても良いが、 使うと、すぐに見破られ、全く発展的な交渉にならない。 とても勉強になった。 晩御飯は、ひとり「グリル満点星」。 ハンバーグステーキに、フランスの白ワイン。 うー、とってもジューシーで、おいしかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月19日 15時13分12秒
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