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カテゴリ:絵本&本のこと
タイトル、装丁ともかわいらしい直木賞を受賞した 小さいおうちを読みました。 戦前から女中として奉公をしていたタキという女性のお話。 彼女が年老いてから書いた回想録と言うことで お世話になっていた家庭のこと(小さいおうち)を女中の目から書いています。 戦時中のお話と言うと少し重い感じもしますが お金持ちの品のある奥様のことやおぼっちゃまのことと 淡々と話は進んで行き、そして展開がいつしか恋愛(不倫や同性愛)や、 戦争(そんなに悲惨には描かれてはいない)と どんどん引き込まれていき 最終章では別の視線から描かれていきます。 最終章を読みながら、なんとなく心がホロリ。 読後感も切ないようななんともいえない気持ち。 結局は恋愛小説だったのかな? ごく普通の恋愛ではなかったけれど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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