東京駅から歩いて5分のところにある『三菱一号館美術館』へ行ってきました。
旧三菱一号館は、ジョサイア・コンドルの設計によるもので、1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルでした。(昭和43年に解体)
今年、4月、当時の設計図を元に忠実に再現され、『三菱一号館美術館』としてOPENしました。
この建物はイギリス・ヴィクトリア時代の、クイーン・アン・スタイルで、煉瓦組石造です。
出展作品は、国内外の岩崎家コレクションや、ジョサイア・コンドルによる設計図の展示など、興味深いものばかりでした。
中でも黒田清輝の『春の名残』という作品は、とても素敵でしばらく見入ってしまいました。
また、梅原龍三郎と、オーギュスト・ルノワールの『パリスの審判』が同じ展示室に揃っていて、面白い演出がされています。
丸の内パークビルディングに隣接しており、中央の広場には木々や花々で憩いの場となっています。
正面入口は重厚な造りで、イギリスの建物そのものです!!!
妻飾りや、バルコニーのアイアンも当時のデザインを再現しています。
建物内部は、展示室を除けば撮影可能です
美術館といえばCafe!!!Cafeでランチするつもりだったのですが・・・長~い行列ができていて・・・
飛行機の時間があったので、また来月の出張の時の楽しみに取っておく事にしました。