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過去に私はビジネスパートナーを組んで、うまくいかなかった経験があります。
今から22年くらい前に、私は音楽経営に携わる事になり、ある人とビジネスパートナーを組みました。その人の名前を仮にR氏とします。私がR氏と初めて話した時の印象は、「マイナスの話しが多い。悪い人ではないけれど、どこか覇気がない人。」でした。 私の直感は、はっきり「No」でした。でもその頃の私は、自分の直感に耳を傾ける事をしませんでした。R氏が私にとって仕事上都合のいい条件を出して来たからてす。私は目先の事にとらわれていました。後で冷静に考えれば、うまい話しが続く訳はないのです。 一緒に仕事をする事が決まってからも私はどこか不安が付きまとい、ワクワクしませんでした。 R氏はいつも自分は最悪な事を予測して行動するのだ、と言うのが口癖でした。彼によると、悪い事態をいつもいつも想像していれば、いざそうなった時に慌てなくて済むと言うのです。それはR氏の信念の様になっていました。 R氏は、人を見る時まず欠点を先に見つけて、それからその人を判断していました。ですから彼が人を褒める事はめったにありませんでした。そして今まで自分にひどい事を言ったり、したりした人をしっかり覚えていて、見返すのを目標にしていました。 仕事はスタート時からゴタゴタやトラブルが続き、R氏はそのたびに「本音と建て前」を使い分けて処理していました。私はR氏やり方や考えがだんだん納得できなくなり、何度も話し合いましたが合意できませんでした。 物事を単純にとらえる私と、複雑にとらえるR氏の溝はひろがるばかりです。私は心休まる時がなく、夜眠れなくなってしまいました。私は悩みましたが、ついにやめる決心をしR氏から離れ独立しました。 半年たったある日、R氏の身近な人から連絡がありました。なんとR氏が詐欺にあってしまったというのです。それもR氏が懇意にして可愛がっていた人から裏切られ、R氏は落胆のあまり、倒れてしまい病院に運ばれ生死の境をさまよっていると言うのです。驚きました。 その後R氏はどうにか助かりましたが、仕事には復帰できませんでした。彼は最悪な事を考えて用心しているつもりが、彼の潜在意識は逆に最悪な事を引き寄せてしまったのです。そしてネガティブエネルギーが、彼の細胞に重病というかたちで表れたのです。 (つづく) 次回は、今のビジネスパートナーとの出会いから今に至るお話しです。 潜在意識解読の感想コーナー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 14, 2006 02:48:25 AM
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