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カテゴリ:科学
私達の住む地球の自然環境を見渡した時、海や山の汚染、様々な病気の発生、人災と思える災害や事故、事件…。人間は、地球にたいして本当に調和して生きているのか疑問に感じる事が多すぎるような気がします。
以前、ある水族館の方とお話しをした時、その方が言われました。 「人間は自分達が一番偉いと思っているかもしれないけれど、魚におよびません。魚は海水を取り入れて体の中で真水に変えられるのですから」 私はそれを聞いたとたん魚に尊敬の念を抱きました。 イルカや鯨達の癒しのエネルギーの素晴らしさは皆知っていますし、海の生き物の神秘や能力は計り知れません。 先日、TV番組でタイのゾウが絵を書いている所を見ました。おもに風景画ですが、感性の高い素敵な絵です。一頭ずつ筆を持って絵を書くのですが、横についている人間がその間ずっとゾウに褒め言葉をかけていました。褒めるというポジティブなエネルギーが、ますます像の内なる能力を引き出すのでしょうね。ゾウは人間の言葉を理解しているのではないかと思います。反対に私達はゾウの言葉を理解しているのでしょうか? 数頭の像の合作の風景画は、ひとつひとつが細やかな色使いでなおかつ全体が調和していて思わずうなってしまいました。像が書いた絵から、自然にたいする愛と感謝を感じました。 数年前、地震による津波の襲来の際、おとなしいゾウが、鎖を引きちぎり山 に逃げ、そのゾウと共に山に行った人達が助かった話しは有名です。ゾウの耳は超低周波を聞く事ができるらしく、地面を鳴らし60km先の仲間に情報を伝える事もできるそうです。 私は年末からお正月にかけて「地球交響曲」の映画を観る機会に恵まれました。その中で親を無くした(主に密猟で)子供の像を引き取って育て、また野生に返す施設をアフリカで営んでいるダフニー・シェルドリックという女性が登場します。彼女が語るゾウの生きる姿は、驚愕と共に頭が下がりました。 ゾウは成長期に長老のゾウの元で修業して、自分を律する事を学ぶそうです。仲間が殺されたりすると、象牙を森に埋めて、死んだ場所を何度も訪れるそうです。ちゃんと供養をしているのです。 地球上の動物達はそれぞれ人間が及ばない様な能力を持っています。何よりも自然と調和して生きています。 そして人間から何をされても人間を許してくれている様にみえます。 犬の先祖は狼らしいのですが、はるか昔、人間(類人猿だったかもしれません)の元にやって来て、餌をもらう代わりに飼い主を守って行く道を選んだ狼グループが今の犬に繋がっているそうです。 犬達のお陰で、人間は進化して来たとも言えます。 それぞれの動物の生態を知る事でいろいろ学ぶ事ができます。 そして動物達と共存できる環境を作っていく事が自然にたいする感謝にもなります。 宇宙エネルギーと潜在意識(解読...ジュネ)感想コーナー 「集合意識メルマガ・No Problem」のご登録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2007 02:12:38 AM
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