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カテゴリ:人生
みなさま!
こんにちは∞ 今回の記事は性別に関してのお話しです。 私達は生まれる時、男性か女性のどちらかの性を選んで来ます。染色体の情報でXXは女性、XYは男性と認識しています。 たとえば前世で、ほとんど男性として生きてきた方で、今回女性を選んで生まれた方は、潜在意識に女性としての経験値がほとんどインプットされていないため、女性として生きにくさを感じることが多いようです。 潜在意識レベルで女性として生きることを決心している場合は、自分で選んだ女性性を大いに楽しんで有意義な人生を送っていただきたいと思いアドバイスをしています。 でも自分の体の性と心が合わない、本来の自分ではないと、違和感を感じて生きている方もいらっしゃいます。一般には性同一性障害と呼ばれていますが、この方々には周囲の理解や応援、励ましがとても必要なのです。 数年前に知人の田代さん(仮名)宅を訪ねた時のことです。彼女には一人娘の由衣(ゆい)ちゃん(仮名)がいます。その由衣ちゃんのことで、かなり悩んでいる様子でした。由衣ちゃんは大学生で東京で一人暮らしをしています。 ある日、由衣ちゃんが背広姿で帰って来て「私は女性ではなく男性として生きていきたい」と突然カミングアウトしたのです。 田代さんはたいへんショックを受け、娘が性同一性障害だということをなかなか受け入れられずそれ以来ずっと落ち込んでいたのです。 由衣ちゃんは早くから自分の体と心の違和感に気づいていたらしく、大学生になるまで辛い気持ちで過ごていたようです。 毎日いろんな方を解読している私は、人にはいろんな生き方があって当然と思っています。性同一性障害といわれる方からも何度か相談を受けています。自分らしく生きていくため、性別の壁を乗り越えて、人生を歩む決心をしている彼等にピュアなものを感じます。 ですから、田代さんに由衣ちゃんを受け入れてほしいと思いました。 私はため息ばかりついている田代さんに「娘と息子を両方もてたと思えばいいじゃない」と言いました。彼女は目を丸くして、そんな風に考えたことはなかったわと言いました。 田代さんは、頭ではなんとか由衣ちゃんを理解しようとしているようですが、心は今でもなかなか受け入れられず、精神病だととらえているようです。そして由衣ちゃんとほとんど連絡をしていないようです。 偏見を無くし、田代さん親子が明るく前向きにコミュニケーションを取れる日が来るように祈っています。 この記事を書いていて急に思い出した人物がいます。中学時代の同級生のP子のことです。 P子は女子なのに、男子のように振る舞っていました。 自分のことを俺とか僕とか言っていました。(この頃は女の子も俺とか僕とか言う人もいらっしゃるでしょうが、40年前はほとんどなかったと思います。) P子は女子が大好きでした。写真部に入り、好きになった女子を追っかけまわしては写真のモデルを頼んでいました。授業中も好きな女子をずっと見つめたりしていました。対象になった女子は迷惑がって、キャーキャー逃げたりしていました。 今のような知識はありませんから、当時の姿がP子の本質だったのに、このままではP子は結婚できないどうしたら普通に男子が好きになれるか、男性っぽいのが治るか、同級生達はみな真剣に心配していました。 お節介なアドバイスや忠告をさんざんP子にしたのです。 20代の頃、偶然街でP子に出会いました。私は「少しは男性を好きになれた?」と余計な質問をしたのです。P子は力なく「まあね…」と言いました。今になれば「無神経な質問をして、P子ごめんなさいね」とあやまりたい気持ちです。 その後、P子は一応男性と結婚したそうですが(たぶん周囲の声で無理やり結婚したのだと思います)ほどなく離婚して、今は女性のパートナーと幸せに暮らしているそうです。ただこの2人を周囲がみんな理解の目を向けているとは思えません。 私達は、男性に生まれれば女性を、女性に生まれれば男性を愛するのですが、すべての人がそうだとは限りません。男性が男性を愛したり、女性が女性を愛する、または両方を愛することもあります。 解読で、自分は異性ではなく、同性に強く惹かれるとご相談を受けることがあります。 同性愛者だということを周りに隠して、生活をしているため、無理に異性と結婚したものの、やはり相手を愛せず、自分も取り戻せず苦悩の日々を送っている方もいるのです。 また、手術をして戸籍を変える方もいらっしゃいます。自分が望んで手術をしても、ホルモンのバランスが崩れたり、薬の副作用で苦しんでいる現状もあります。戸籍の書き換えは、医師の診断と手術が必要なのです。大変な道のりです。 いろいろな書類で性別を記入する欄がありますが、男性と女性だけではなくもっと違う書き方があってもいいのではと思っています。 性別に関しては、デリケートで深い問題なのでいろいろな見解があるでしょう。これから先、さまざまな生き方に伴って、性別の解釈も多種多様に及ぶことでしょう。 私達の内面は男性性と女性性の両方が存在しています。自分らしく生きることは性別を柔軟にとらえ、いろんな価値観を持った人達が共存していることを受け入れることも大切なのではないでしょうか。 宇宙エネルギーと潜在意識(解読...ジュネシーン)感想コーナー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2011 03:36:20 PM
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