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カテゴリ:Voice
地に足をつけて胸には夢を!
これはマザーテレサの言葉だそうです。 マザーにはいろいろ感動的な逸話がありますが ユーモアもある方だったそうで 私が大好きなのは以下の話です。 マザーは あるときあるお金持ちから「あなたの仕事に役立ててください」と キャデラックを寄付されたのだそうです。 キャデラックなど必要ないので それを売ってお金にして役立てようということになったのですが マザーは「売るのではなくて 富くじの賞品にしましょう」と言いました。 「私がキャデラックを売りたいといえば 買いましょうといってくださるお金持ちはたくさんいます。でも そういう方たちはキャデラックのような車はすでに持っていて この車は役にはたちません。 籤の賞品にすればそれが欲しい人に手に入れるチャンスが与えられたことになります。手に入れたキャデラックをどう使うかは 手に入れた人が決めればいいのです。 そして その籤を購入してくれる人がどれくらいいるかわからないけれど その収益金を寄付としていただきましょう」 お金のない人も買えるように富くじ一枚の値段はものすごく安い値段に設定されました。そして 購入枚数は一人一枚。 でも、大口で買いたいといってくれるマザーファンのお金持ちの人たちもいっぱいいました。 その方たちには大口で買っていただけるなら 施設や病院に入っている人たちに一人一枚ずつプレゼントしていただけるようお願いしました。 こうして この富くじは噂が噂を呼んで 賞品はキャデラック一台なんですが、集まった金額はキャデラック一台分の金額をはるかに越えたものすごいものになりました。 富くじに当たった人はもちろんハッピーですが 当たらなかった人も自分の出したお金はマザーのところに行って マザーを通じて慈善のために使われるわけですから 皆「お役に立てた」とか「よいことをした」という清々しい気持ちになれます。 キャデラックも生きるし 気持ちよく出してくださった寄付金もたくさん集まる。。。 マザーと富くじの話は まさに地に足をつけて胸には夢を掲げた人の とても素晴らしいお手本として 私の胸に焼き付いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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