気づきのセッションルーム"La Vie"

しだいしだいに春になっていきます。

最近　フルートを始めたのですが　管楽器の音色がとても好きなことに気がつき
ました。
ヴァイオリンの音色もピアノの音色も好きなのですが
あれは弾いている人の手から音を紡ぎだしているという感じの
音色で　タペストリーを作っているアーティストのように
音で機を織っているような感じがして、豪華絢爛だったり
芳醇な香りを嗅いでいるような気がするのですが
管楽器の音色は自分の呼吸を楽器に吹き込んで出すので
歌手と同じでその人の呼吸とともに　小鳥のように歌っている感じがする。。。

私は本当に歌うことが好きなんだなぁと微笑んでしまいます。

自分に微笑んでいると　こんなビジョンが見えます。

60歳をとっくに過ぎておばあちゃんになった私が
どこかのライブ会場のステージで
お洒落な遠近両用眼鏡をかけ　フルートを片手に背の高いスツールに
ちょっとだけ腰を下ろしてマイクに向かって何か話しています。

衣装はたっぷりと袖を膨らませた白い絹のブラウスに
黒のパンツを穿いています。
髪はちょっとウェーブがかかったショートヘアーです。

かなりリアルに見えるので　おそらくそうなるのでしょう。。。

今までそんな年齢になって歌っている姿は
全く想像できなかったのですが
おそらくそれは自分の中で老いというものを否定してきたのでしょう。

でも　段々そういう年齢が近づくにつれ
それを受け入れ始めたのかもしれません。

最近では可愛いおばあちゃんのジャズシンガーになりたいなぁと
思っています。

ビジョンを描くことは人生を豊かに過ごすために
とても役に立つツールです。
ビジョンが見えると　未来が具体的に設定でき
そのビジョンの中で未来をシミュレーションすることができます。

もちろん　ビジョンを見てニマニマしているだけでは
単なる空想に終わってしまいますので
そのビジョンに向けて動き始めることが必要になってきますが
フルートを始めたことで　こういう未来が可能になったということだと思います。

さぁ　練習しなくては！