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テーマ:前世について(4)
カテゴリ:気づき
もう何年前になるんだろう?
10年以上経つのは確かだ。 某社主催のネビル・ロウ氏の過去生回帰の2日間のワークショップ。。。 スピリチュアルな世界が好きな方にはネビル・ロウ氏という名前をご存知の方も多いと思う。 彼が初来日して過去世ワークをやるというので好奇心の塊の私は即決参加することにした。 あの頃は過去世がどうの前世がどうのというと今よりもさらに「怪しい!」と思われた時代だったような気がする。 世間に黙ってコソコソと出かけていった。 一番知りたかったのは「過去世って本当にあるの?」ってこと。 おそらくあのときの参加者は皆ほとんどその思いだったと思う。 会場はものすごくたくさんの人がいた。 椅子の上で結跏趺坐して瞑想しながら始まるのを待っている怪しそうな人もいた(^_^;) 親子で参加しているのかなぁと思える年配の女性と若い女性。 それから あきらかにオタクと思える男性(う~ん アカシックレコードとか詳しそうだ) 老若男女あわせて7~80名はいたと思う。 ロウ氏登場。 紫がお好きなのだろうか? 紫色のシャツを着て 紫色のソックスがやけに目につく。 ネビル・ロウ氏を思い出すとき 私の目にはあのときの紫色のソックスが必ず浮かぶ。 おしゃれな方なんだなぁ…というのが第一印象だった。 とても背が高くて威厳があった。 素敵な人だわ 怪しくないわ(*^^)v 1日目はハイヤーセルフと会うワークがメインだった。 これは2日目の過去世回帰の練習のようなものだという。 ハイヤーセルフと出会う。。。 わ~~~ 会ってみたい! ワークが始まる前に質問の時間があった。 「ハイヤーセルフに会ったらそれがハイヤーセルだとわかるのか」とか「会えないということもあるのか?」とか「誘導についていけなくなったときはどうしたらいいのか」など、皆手を挙げてかなり真剣に質問していた。 思い出すと笑いがこみ上げてきてしまうのだが 皆真剣だったのだ。 そして真剣にハイヤーセルフに会いたかった。 会って聴きたいことがいっぱいあったのだ。 ロウ氏は最初のうちは丁寧に親切に「大丈夫です」とか「心配しないでも会えます」とか 言っていたのだけれど 最後は「つべこべいわずとにかくやってみなさい!」みたいな感じだったと思う(^_^;) そう 日本人は「ちゃんと正しくやれるかどうか」をとても気にするのよね。 自分のお気に入りの場所をイメージしてそこから地下に降りていく。 階段を降りて木のドアがあってそこを開けるとお部屋があって…みたいな誘導だったと思う。 終わったあとの質疑応答もこれまた「ちゃんと正しくやれたかどうか」を確認する質問が多かったな~。。。 「階段を降りてドアがあると言っていたけどドアがなかった 仕方ないので壁を壊した 僕は間違っているのか?」とか「ドアを開けたら部屋じゃなくて庭だった」とか。。。 愛すべき日本人(^^) ネビルさんは笑いながら「たとえゴジラがでてきてもそれは正しいのです」とジョークなのか真面目なのかわからない答えをくれた。 私もちゃんと彼の誘導にはついていけたのだけども やはり「これでいいのかしら?」って思っていたっけ。。。 私のハイヤーセルフは 痩せた若い男性でイエス・キリストのような人だった。 でも、これって私が想像の中で膨らませただけなんじゃないの? う~~ん わからないわからない。。。 だって「ハイヤーセルフはどんな顔をしていますか?」みたいな誘導のところで 「どうせならハンサムなほうがいい」と思って好みの顔にしちゃったんだもん。。。 それってハイヤーセルフじゃなくて私の妄想の産物じゃん…という気もした。。。 休憩時間に何人かの人と話しをしたが 皆「ちゃんとできたのか不安だ」と言っていた。 中には「会えた!絶対そうだって分かった!」という人もいたかな? 「前から知っていた」という人もいた。 ふ~ん 私なんか初めて会ったけど 初めての人だったよ。。。 ランチを食べながら私は考えた。 「できたかどうかわからないけど せっかく高額な受講料を払っているんだから このままじゃもったいない」ゴジラが出たって庭がなくたって壁を壊してもOKなら 思い切り豪華なイメージにしなくちゃ損だ! そう 私は開き直ったのだ。 もう午後は思い切り豪華な部屋にしてやる! 思い切り薔薇が咲き乱れた庭にしてやる! ハイヤーセルフももっとハンサムにしちゃう! おかげで午後のワークはとても楽しかった。 過去世が本当にあるのかどうかという疑問に答えは出なかったけどね。 でも どちらでもいいのだとおもう。 ただ そういうストーリーが自分の中から出てきたということを覚えておけばよいのだと思う。 今現在を生きている私に対する私の叡智からのプレゼントで その情報を今世で生かせるとき 生かせればいいのではないだろうか。 今思うとあれは開き直りではなくてひらめきだったのだ。 後日 ジャズヴォーカル仲間の精神科医の先生に(私は以前この人に前世療法はやらないのか真面目に聞いてあきれられたことがあるのだが) この話をして「それで開き直っちゃって思いっきり豪華にしてせめて楽しんで元を取って帰ろうって思ったの」と笑いながら言ったら 「それでいいんだよ 想像の中で遊べるということはそれだけリラックスしているわけだから、そういうワークを受けた場合とても大切なことだよ」と真面目な顔して褒められた^^; あ そうなんだ あれでよかったんだ プロの一言は大きい 一気に自信がついた。 これ以後私はイメージワークの達人になったが それはこのワークショップで得た体験が大きい。 あのときは単に開き直りのつもりだったが そうではなくて私の中の叡智が語りかけてきたんだな。 それで私の過去世は何だったかというと 南の島で恐竜に乗って島の動物全部従えて女王様を張っていた(笑)後日この話を友人にしたら大笑いして「そりゃあ 楽しかったでしょうよ」だって。。。え?何で笑うの? ロウ氏はその後何度も来日して某社でワークショップをやっていたが あるとき登山中に落石事故にあわれて亡くなった。 もうあの紫のソックスを見ることはない。。。 なぜかここ数日彼の顔と紫のソックスが頭に浮かんでくるので 何かタイミングが来てるのかもしれないと思いブログに彼のこととワークショップの思い出を書くことにしました。 長文を読んで下さってありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2008 12:11:09 AM
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