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トリとインドとアーユルヴェーダ

トリとインドとアーユルヴェーダ

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May 28, 2008
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バラナシ初日の宿は確保できているものの、宿からガンガーが全く見えない立地では物足りない。水辺って匂いさえなければ、遠目に見れば色がキレイとか汚いとか流れが速いとか遅いとか関係なく、なぜか眺めているだけ飽きないもの。だからやっぱり宿からでもガンガーを眺めるための努力は惜しみたくない。

まずはガイドブックからの候補の宿を片っ端から当たってみる。今日決める必要性に迫られている訳ではないので、焦る必要はない。中を見せてもらって、ゆっくり見比べてから決めればいい。それに色んな宿を訪ねるだけでも、土地勘がついたり、人との出会いがあったり、いろいろなインドを垣間見るちょっとした社会見学となって視野が拡がっていくのも結構楽しい。

ガイドブックが古いといった点が確かに一因であることは否めないが、どこがお薦めなのか全く賛同できないほど、狭すぎたり、かび臭かったり、湿っぽくて暗かったり、ガンガーが見えると言っても屋上から遠目にだったり、ほんのちょこっとだったり・・・。思い描くのはできるだけ川沿いで障害物がなくバーンとガンガーが一望できる宿。しかし、バックパッカー宿レベルにそんな理想を求めること自体が誤りなのだろうか。

予算を少し上げて、ガイドブック上で評価の良さそうな、西洋人宿泊客が多いらしい宿に行く。しかし、そこは部屋を見せてもらうにも至らず門前払い同様の扱いを受ける。明日からの宿はすでに満室らしいのだ。確かにテラスのテーブル席は何人ものくつろいだ西洋人たちでにぎわっていて入り込む余地もなさそうな雰囲気ではある。それにしてもそんなに愛想悪くしなくてもねと言いたくなる。

それでもまた気持ちを入れ替え、一度訪ねた時には誰もいなかった宿を訪ねなおす。今度はマネージャーもおり、とてもフレンドリーに対応されて部屋を見せてもらう。営業トーク巧みな説明に期待するも、ご自慢の部屋は実際に見ると残念ながら期待外れと言わざるを得ない。

しかし、この際、最後の砦として候補に入れておくべきかもと思い、「他の宿も見て、ここに決めたら明日の朝来るから」と伝える。マネージャーは、言葉通りに捉えて宿泊客になる可能性があるからというより、自分の暇つぶしの話相手に面白そうと思ったのか、おしゃべりが止まらない。。。半分はまぁいいかぁっ、愛想悪くされるよりはと考え、トリも取りとめもない暇なバカ話に乗っかる。

トリのTシャツに引っ掛けていたサングラスを貸してくれというので見せると、自分で掛けて「どうだ?カッコいいか?」と気に入った様子。確かに似合ってなくはない。そして今では「あれもインド・マジック?」と思えなくもない小さな出来事が起こる。まだほとんど使ってないサングラスというのに、いつの間にかレンズを固定する枠のネジが外れている。ネジはもうひっかかってもなくて見当たらないが、案の定レンズは枠にひっかかったまま。マネージャーは「直せば使えるから譲ってくれないか?」と言う。





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Last updated  May 28, 2008 08:48:15 PM
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