カテゴリ:アーユルヴェーダ
アンガーマネージメントが注目されていますが、そのテクニックの1つで”6数える”というのが『健康カプセル・元気の時間』という番組で紹介されていました。
イライラしている人や、怒り気味の人に”6数えてください”と書いた紙を見せるだけで、イライラがすーーとおさまっていくというのです。番組内で実験していましたが、その効果は絶大でした! 数を数えることで、イライラの対象から気持ちを反らせ、気持ちを落ち着かせることができるのだとか。 確かに激情のままに言葉に出したり、行動すると、取り返しがつかない大参事になることはよくあります、 アンガーマネージメントとは ”怒りをやりくりする” という意味で、怒りの感情をコントロールすることで、健康にも仕事にも良い効果があるというメソッドです。 ある介護施設では年間10名以上が離職していたのが、アンガーマネージメントを取り入れてから離職率が0になり、さらに残業時間も大幅に減ったなど驚くべき変化が紹介されていました。 また、怒りやすい人の方が、怒りにくい人より、心臓疾患になりやすく、火傷が治りにくいという報告もあるそうです。 アーユルヴェーダ的にもそうだよねぇ~と思います。 怒りとはアーユルヴェーダでは、ラジャスといって火の要素が乱れている状態と考えます。 火の要素が過剰になって乱れることで、目の充血、肝機能の低下、胃炎、抜け毛、皮膚疾患、頭痛、PMSなどの不調につながるといいます。 また人間は呼吸とともに微細な感情も吐きだしているので、感情は周りにも伝染します。 6数えるテクニックの他に紹介されていたのが、副交感神経を優位にする自己暗示法。 怒っている時は戦闘状態なので交感神経が優位になっています。そこで副交感神経が優位な状態に体を持っていくことで怒りをコントロールする方法です。 やり方 ・椅子にリラックスして座ります。 ・両手はだらんと体側に垂らします。 ・目を閉じて深呼吸します。 ・両手が次第に重くなってきたとイメージします。 ・お腹が温かくなってきたとイメージします。 ・額が涼しくなってきたとイメージします。 この状態こそが副交感神経が働いている状態の特徴なのだそうです。これは日々の瞑想や呼吸法に入る前にも使えますね♪ アーユルヴェーダでは心には感情が座る席は1つしかないといいます。ですから怒りがドスンと座っている状態では、静かな気持ちは追い出されてしまいます。 怒りが心を誘惑してきたら、早め早めに対処して、静かな心の状態を保ちたいですね。 アーユルヴェーダのデトックストリートメント 全身ボディ+シローダーラー 120分 15000円 http://vinaya-ayurveda.com/news/e-esthetic-taikenki/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.03 16:50:14
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