行きたくても行けなかった昨日の鬱憤を晴らすべく、今日は開館と同時にジムへ雪崩れ込んだ。いつもなら軽く行う筋トレもパスしてトレッドミル上の人となったのは午前10時13分。同時にテレビをフジテレビ系列のUHBに合わせた。先頭集団から少し遅れてしまっている野口みずき選手が大写しになっていた。2004年のアテネオリンピックで日本人2連覇となる金メダルを獲得した野口選手の私はファンである。
翌々2006年7月、札幌国際ハーフマラソンに野口選手が参戦する話を聞き、私は応援に参じた。場所は南大橋上。往路復路共、小柄な身体を目一杯使うストライド走法で疾風のように走り去る姿に私は興奮した。
今日のレースで一時は150mの差がついてしまった野口選手がジリッジリッとそれを詰め、CM明けには先頭集団に追いつき追い越そうとした時は思わず歓声が出そうになった。故障を克服して今大会に参戦したにもかかわらず大差がついた時に、内心(途中棄権をするのではなかろうか・・・)と感じた己を恥じた。金メダリストの誇りがそうさせたのかもしれない。
その後ペースダウンして先頭集団から遅れ、嗚咽しながら6位でゴールした野口選手。大会後の記者会見ではまだまだ競技生活を続けると述べたそう。ロンドンオリンピックへの道は閉ざされたが、本人が心行くまで現役活動に勤しんでほしいものである。私はこれからも野口選手を応援する。
今日は終始一貫して時速10kmで走り通した。1時間を過ぎた頃から両方の乳首と、何故か右耳から出血し、タオルとシャツを血染めにしての2時間走だった。ストレッチをしてから湯船に浸かると痛みで顔が歪んだ。しばらくの間、走るときは無論のこと、平生でもテーピングテープを乳首に貼ったままにしよう。迂闊だった。
しかし退屈極まりないトレッドミルで2時間無休憩走をできたのは収穫だろう。今シーズン開幕戦の洞爺湖マラソンまで2ヶ月と9日。徐々に走力を戻していき、3年ぶりに洞爺湖を1周するのだ。
(21:38)
本日20km。2時間00分00秒。今月64km。
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最終更新日
2012年03月11日 21時38分19秒
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