私がフルマラソンというものに初参加したのは8年前の2004年6月、千歳JAL国際マラソンだった。
(満を持して)のつもりが前週土曜日のLSD中に左足の甲を痛めてしまい、その後のランオフと懸命の治療の甲斐もなく(故障をおして)スタートラインに立ったのだ。
結果、25~6km付近だったかで太腿とふくらはぎが痙攣を起こし、それから先は走る、歩く、立ち止まるの繰り返し。心優しい走友の厳しくも温かい檄のおかげでどうにかこうにかゴールできたが、まさしく地獄だった。私の携帯アドレスはその時のタイムを使っている。カッコ良く言えば初心を忘れないためである。
一昨年去年とほぼマラソンと無縁になってしまった私だが今年は少し違い、2週間前の洞爺湖マラソンでは3年ぶりの完全走破とサブ4を成し遂げることが出来た。ここに至っているのも2004年6月の経験が活きているものと走友には今でも感謝している。
それから8年が経過した。今日、走友会の若き勇者が私と同じく千歳JAL国際マラソンで初フルマラソンに臨む。私は彼のサポートに徹して車で送迎をする。
彼が地獄を垣間見つつ念願のゴールをすることを私は期待&確信している。
(5:19)
追記
いやはや参った。恐れ入った。初フル地獄なんて言葉、彼には無縁だったらしい。
なんてったってゴールの200m手前でカメラを構える私に彼はダンディー坂野のゲッツ
ポーズを決めつつ3時間44分台でゴールした上に、「最後まで全然問題なく走れました」と
ほざいた豪語したのだから
若いって無限の可能性を秘めているのだな。俺も一花咲かせないと。
他にも旧知の走友数名と実に久々にコミュニケーションが出来てとても有意義な一日だった。
参加でも応援でも大会ってやはり良いものだな。
(20:43)